サムスン、落ち着かない雰囲気に上半期のグローバル戦略会議も縮小

[写真=聯合ニュース]


サムスン電子が毎年上半期に行うグローバル戦略会議を今年は縮小運営する。

12日、財界などによると、サムスン電子は13日、IT・モバイル(IM)部門の国内経営陣と海外法人長などが出席したなか、上半期のグローバル戦略会議を開催する。来週には、デバイス・ソリューション(DS)部門会議を続けていく予定だ。

グローバル戦略会議は、上半期の成果を点検して下半期の経営戦略を全社的に議論する。毎年6月と12月に2回にわたって上半期と下半期に分けて行われる。

通常、上半期には下半期に比べて少ない規模で行われるが、今年は参加人数がさらに少ないという。消費者家電(CE)部門は国内での会議をせず、後日、経営陣の海外出張に代わる案が推進されていると伝えられた。

サムスン電子の各事業部には懸案が山積している。 IM部門は、ギャラクシーフォールドの発売が予想よりも延期された状況で、来る8月に「ギャラクシーノート10」の新製品の発売を控えている。DS部門は、米中貿易戦争の激化によって中国ファーウェイ制裁が拡大した。そのため、海外法人の役員が相当数出席しづらい状況だ。

また、最近サムスンバイオロジックス会計不正事件と関連した検察の捜査がサムスン電子の首脳部に拡大され、雰囲気が物騒なことも影響を及ぼしたという分析もある。

サムスン電子の関係者は、「会議自体に意味を置くより、事業部門別に弾力的な運営方向に方針を決めた」と説明した。


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