[独自] ロッテ七星飲料、14年ぶりのアフェアー・・・「マウスウォッシュ」を作る

  • 「キシリトール」入れた口腔清浄飲料、「カグリン・リステリン」に分かれた市場に挑戦状

[写真=ロッテ七星飲料提供]


ロッテ七星飲料(以下ロッテ七星)がマウスウォッシュ市場に挑戦状を出す。マウスウォッシュ市場は韓国ジョンソン・エンド・ジョンソンの「リステリン」と東亜製薬の「カグリン」が事実上両分しているだけに、ロッテ七星が新製品でどれだけ成果を出すかが注目される。

28日、関連業界によると、ロッテ七星は今月17日、特許庁に「クリーニングタイム(Cleaning Time)」という商標を炭酸水・清涼飲料・二日酔い防止飲料・スポーツ飲料などの分類で出願した。

ロッテ七星はすでに天然素材を活用して医薬代用品を研究開発している企業の「バルン」と手を組んでクリーニングタイムの製品開発に着手した状態だ。

バルンはロッテ七星に先立ち、去る3日、ガム・飴・ゼリーなどの商品分類にクリーニングタイムを特許庁に商標出願した。バルンが作ったクリーニングタイムは、化学成分なしにキシリトールとプロポリス、緑茶、ミントなど8種類の天然材料を使用して作った「食べる口腔パウダー」だ。

一方、ロッテ七星はこれまで飲料製造において様々なノウハウを保有している会社の特性を生かし、液状型の口腔清浄飲料」を披露するという計画だ。

ロッテ七星が一度も作ったことのないマウスウォッシュ市場に進出するということは、それだけ該当市場の成長の可能性が高いという判断からだ。

実際に保健福祉部が2012年に実施した国民の口腔健康実態調査で口腔補助用品の使用比率をみると、マウスウォッシュは1位の歯磨き粉・歯ブラシに続き2番目に割合が高い。市場規模も全体の口腔健康関連製品の市場5000億ウォンのうち10%水準だが、持続的な成長を続けている。東亜製薬の「カグリン」の売上高は、2016年の200億ウォンから昨年は315億ウォンへと100億ウォン以上増えた。

グループの系列会社であるロッテ製菓の「キシリトール」の成功事例も無関係ではない。ロッテ製菓はキシリトールを通じて「ガムの糖分は歯に有害だ」という既存の消費者の認識を一気に変えた。「フィーバーフィーバー」という広告CFコピーは、国民の流行語になってキシリトールが虫歯予防に効果があるという口コミによってロッテ製菓のキシリトールガムは2000年の発売以後、代表商品として定着した。

ロッテ七星が清浄飲料の他に新たな商品を出すのは、2005年の自社ブランドカンタータのコーヒーミックス製品以来14年ぶりだ。就任3年目のイ・ヨウング代表が新しい利益創出のための革新的なアイテムで突破口づくりに乗り出したものと解釈される。

32年間在職した正統ロッテマンであるイ・ヨウング代表は、2011年からロッテ七星取締役を務め、飲料マーケティングと営業などを総括した。飲料実績を引き上げた点を高く評価され、昨年末の定期役員人事で副社長に昇進した。

イ代表の就任後、ロッテ七星の飲料部門の売上高は別枠で2017年の1兆5150億ウォンから2018年には1兆5670億ウォンへと前年比3.4%伸びた。同期間の営業利益は1160億ウォンから1470億ウォンに26.2%増えた。

ロッテ七星飲料関係者はマウスウォッシュを発売するかどうかについて「まだ開発段階であるためブランド名や発売日などは何も確定されていない」と述べた。
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