LG電子、商業用の特殊洗濯機市場進出…B2Bの売上比重拡大

[LG電子、商業用の特殊洗濯機市場進出…B2Bの売上比重拡大]



LG電子が昨年、内需の売上総額で企業顧客を対象とするB2Bの売上比重が歴代最大値を記録したことが分かった。

LG電子が事業構造の再編レベルで力を入れていたB2B部門で具体的な成果を出し始めたのだ。 趙成珍(チョ・ソンジン)LG電子副会長は"企業と消費者間の取引(B2C)事業に集中したLG電子の収益構造を変える"と明らかにしている。

このような中、LG電子は最近、国内大手企業では初めて商業用特殊洗濯機市場に出馬し、B2B(企業間取引)の売り上げ拡大に乗り出したのが確認された。

◆LG電子、商業用特殊洗濯機市場に第一歩

23日、関連業界によると、LG電子は昨年12月から慶尚南道・昌原(キョンサンナムド・チャンウォン)工場で消防用の防火服洗濯機を作って販売している。

この洗濯機の容量は15キロで、高さ1036ミリ、長さ814ミリ、幅737ミリの規模だ。 価格は250万ウォンだ。

LG電子とサムスン電子、大宇電子が国内で洗濯機を生産・販売しているが、一般消費者ではなく、政府や企業などに販売する商業用洗濯機を作ったのはLG電子が唯一だ。

洗濯機市場はすでに競争者がいっぱいレッドオーシャンの状態だが、外国企業が掌握したB2B市場では今も攻略する余地が多いと判断したことによるものとみられる。

LG電子の関係者は"防火服専用の洗濯機は各消防署で調達庁を通じて購入して使用している"と説明した。

防火服洗濯機はこれまでハンソン機械工業など中小企業7社が商品を開発・生産して調達庁を通じて納品した。 LG電子が大企業のうち、唯一に開発・生産に乗り出し、単価を従来の製品より3分の1以上下げるなど競争力を備えたという評価だ。

電子業界の関係者は"一般洗濯機と違って、特殊用洗濯機は開発と認証基準が厳しく、初期投資費用が多くかかる"と述べながらも、"国内洗濯機製造メーカーが一般用洗濯機市場で競争する時、LG電子は技術力を基に商業用洗濯機という隙間市場を攻略したということにも意味がある"と話した。

◆LG電子、B2Bの売上比重30%越え...「歴代最大」

このような努力によってLG電子は昨年、内需の売上総額でB2Bの売上が占める割合が30%を超え、歴代最高値を達成した。

LG電子が金融監督院に提出した事業報告書によると、昨年、国内売上でB2B向け売上の割合は32.8%を記録した。 これは前年比11.4%ポイント大幅に成長した数値だ。

LG電子の国内売上でB2Bが担当する割合は毎年10%台後半から20%台半ばを維持した。 30%台に販売経路別の売上高の割合でB2Bが占める割合も最も大きかった。 その次にLG電子のベストショップ・システム専門店27.4%、通信事業者13.2%、大型流通(量販店・大型ディスカウントストア)12.7%、オンライン13.9%の順だった。

B2BはB2C市場より事業浮き沈みが少なく、景気の影響を少なく受ける。 そのため、LG電子は「新成長事業」として挙げ、強いドライブをかけている。
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