現代建設機械が欧州地域の統合新社屋を完成し、現地市場攻略に本格的に乗り出す。
現代建設機械は最近、ベルギー北東部のテソンデルロ市で欧州地域の統合新社屋の竣工式を行ったと8日、明らかにした。
10万㎡の敷地に設立された新社屋は100人あまりの職員が勤務できる3階建てのビルで、大型部品物流センター、展示場、教育センターなどの施設を整えた。
特に部品物流センターは収容能力が従来より2倍以上増加し、欧州地域の部品の売上拡大に貢献するものと期待される。
また、現代建設機械は教育センターを従来よりも3倍拡張し、現地ディーラーや顧客を対象に多様なプログラムを実施して接触を強化する一方、地元の少年サッカー団の支援など社会貢献活動を通じて現地の認知度向上にも拍車をかけるという計画を発表した。
現代建設機械は今年、欧州地域で前年比10%成長した3800億ウォンの売上を上げるという目標だ。 現代建設機械は欧州地域で1四半期892億ウォン、2四半期979億ウォンの売上を記録している。
また、ユーロ圏の経済成長率の展望値が従来の1.9%から2.2%に上方修正されたなど対外環境も肯定的で、目標達成には無理がないと見られる。
一方、4月、現代重工業から分割、独立法人として発足した現代建設機械は今年上半期の国内掘削機の累積販売量2位を記録し、インド、ロシアなど新興市場での販売量も30%以上増加するなど、主要市場で頭角を現している。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>