[「風前の灯」現代車、業績悪化に労組は今年8回目のスト突入]
現代自動車が2年連続の販売減少という実績悪化の状況を経験している中、労働組合のストまで続き、「風前の灯」の状況に置かれた。
起亜車も31日、通常賃金訴訟の1審の宣告を控えており、現代車グループは前方・後方から圧迫を受けている格好だ。
26日、関連業界によると現代車労組は28日、今年の賃金と団体協約交渉と関連して8回目の部分ストを実施する。
現代車労組は6年連続ストを続けている。
労組は同日、争議対策委員会で全体組合員4万5000人あまりが参加する4時間部分ストを決定した。
スト当日、1組の勤務者は午前11時30分から4時間、2組の勤務者は午後8時20分から4時間ストライキを行う。 また、労組は昼12時、蔚山(ウルサン)工場の本館前で報告大会形式のスト集会を進める計画だ。
先立って労組は10日から25日まで7回の部分的なストを行った。
会社側は車両3万台を生産できず、約6200億ウォンの生産支障の規模が発生したものと推算した。
労使は28日、ストとは別に交渉も再開して暫定合意案をまとめるための交渉を進める計画だ。
一方、現代車は現在、中国のサード(THAAD・高高度ミサイル防衛システム)報復と米国市場の販売不振などの影響で経営危機を経験しているなど業績悪化を経験している。 現代自動車の今年上半期の純利益は前年比34.3%減少した。
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