BIFFキム・ドンホ新任委員長“釜山国際映画祭、独立性・自立性を徹底に守る”

[写真=先月釜山で行われた「2016年釜山国際映画祭組織委員会の臨時総会」で挨拶をしているキム・ドンホ組織委員長。]


釜山国際映画祭のキム・ドンホ新任委員長が映画祭の論難と関連して誤り、4つの原則を守ることを約束した。

23日、ソウル中区大韓商工会議所では釜山国際映画祭の記者会見が開かれた。キム・ドンホ組織委員長は“ご心配をおかけした国民の皆さんと国内外の映画人たちに申し訳ない”と謝罪し、“これまで表現の自由を守るために努力してきた映画祭に対して支持を声援を送ってくださった国内外の映画人たちにも感謝している。また、その過程で不本意ながら名誉を毀損されたり、苦難を経験したスポンサー、執行委員会の諮問委員たちに頭を下げてお詫び申し上げる”と挨拶を伝えた。

キム・ドンホ委員長は初の民間委員長として4つの原則を言及した。彼は“第一、支援は受けるが干渉を受けない原則とアイデンティティを徹底に、より鮮明に守っていき、そうできるよう組織委員長として保障したいと思う。映画祭での作品選定はその本質に該当する。第二、作品選定においては誰も干渉せず独立的に執行委員長と特にプログラマーが自立的に行うように保障する。第三、これらを基礎にし、映画系が望む方向で定款改定をできるだけ早いうちに完了し、映画祭が必ず早急にしなければならない、作品選定の作業に支障がなく進められるようにする。第四、これまで映画祭で提起された様々な意見を受け続け、組織と事業、運営全般にわたって改善、革新させていく”と説明した。

釜山国際映画祭は2014年、第19回釜山国際映画際の映画祭組織委員長を兼職したソ・ビョンス釜山市長がセウォル号を扱ったドキュメンタリー映画「ダイビングベル」の上映取り消しを要求し、映画振興委員会と釜山市の葛藤が深まった。
さらに、釜山市は昨年初め、イ・ヨングァンBIFF執行委員長の辞任を強要し、BIFFに映画祭の予算削減、映画祭刷新まで要求したりした。映画人たちは映画祭不参を宣言し、臨時総会を開いて定款を改定するとし、キム・ドンホ名誉執行委員長を組織院長に選出した。

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