朝鮮戦争で生き別れとなった離散家族の再会事業をめぐる韓国と北朝鮮の赤十字実務協議が23日午前、板門店の韓国側区域にある平和の家で始まった。赤十字実務協議が開催されるのは約3年ぶり。
今回の協議では再会事業の日時、場所、訪問団の規模などが集中的に話し合われる。準備にかかる時間などを踏まえれば、離散家族再会は秋夕(中秋節、今年は9月19日)以降の来月末ごろになると予想される。
政府は再会の実現とできるだけ多くの離散家族が再会できることに重点を置く方針で、場所などについては柔軟に対応するとみられる。そのため、北朝鮮が提案した金剛山が再会場所になる可能性が高い。
韓国側代表団は板門店に向け出発する前に「離散家族の痛みを和らげるようベストを尽くす」と話していた。
(聯合ニュース)
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