2026. 10. 07 (水)

不況に伴う石油化学業界の人員削減

  • 石油化学4社の従業員数 2万5616人→2万2537人

  • LG化学 1431人減少 最大の減少人数

  • ロッテ・ハンファもそれぞれ1046人・655人減少

  • 事業再編の進展に伴い追加の人員削減の可能性あり

麗水石油化学団地の様子です。写真=聯合ニュース
麗水石油化学団地の様子 [写真=聯合ニュース]
国内の4大石油化学企業の従業員数が1年で3000人以上減少したことが明らかになった。中国からの供給過剰や世界的な需要の減少により業績が悪化し、組織規模も縮小している。
8月19日、LG化学・ロッテケミカル・ハンファソリューション・金湖石油化学の4社の半期報告書を分析した結果、今年6月末時点での従業員数は合計2万2537人で、昨年同時期の2万5616人から3079人減少した。この1年間で全体の人員規模は12%以上減少したことになる。
人員減少が最も顕著なのはLG化学である。今年上半期末時点で1万2243人となり、前年同期比で1431人(10.5%)減少した。本業である石油化学部門だけを見ても、同期間に6047人から5569人に478人(7.9%)減少した。
ロッテケミカルは減少幅が最も大きかった。昨年4555人から今年3509人に1046人(23.0%)減少した。従業員4人のうち1人が消えたことになる。ただし、これは構造調整による人員削減というよりも、事業再編に伴う人員移動の影響が大きいとされている。HD現代ケミカルとの合併を進める過程で、ロッテ大山石油化学の人員が分離され、従業員数が大幅に減少したと会社側は説明している。
ハンファソリューションも従業員数が昨年5790人から今年5135人に655人(11.3%)減少した。石油化学事業を担当するケミカル部門は2411人から2278人に133人(5.5%)減少した。
金湖石油化学は昨年1597人から今年1650人に53人(3.3%)増加した。しかし、新規採用や退職に伴う自然な人員変動を考慮すると、全体の人員規模は前年と大きな差はない。
人員減少の背景には、グローバルな供給過剰による収益性の悪化がある。石油化学業界はこれまで製造業の中でも高い給与水準と長期勤続が可能な安定した職場として評価されてきた。大規模な設備産業の特性上、熟練した現場人員が重要であり、好況期には高い成果給も支給され、地域の人材の人気も高かった。しかし、数年にわたる業績不振が続く中で、設備投資や事業縮小とともに組織・人員のダイエットが進行している。
実際、LG化学は昨年、石油化学事業本部と先端素材事業部門で希望退職を実施し、今年も長期勤続者を対象に希望退職を進めるなど、組織のスリム化を加速させている。ロッテケミカルは現在まで公式な希望退職は実施していないが、人員効率化の動きは続いている。昨年、蔚山工場を中心に長期勤続者や定年退職を控えた生産職の従業員を対象に人員効率化作業を行った。
市場では、政府主導の石油化学産業の構造改革が実際の設備削減段階に入る中で、人員の退職も続くと予測されている。
ある業界関係者は「石油化学業界の状況を考慮すれば、人件費などの固定費を削減しながら耐えなければならない状況だ。今後、産業再編が具体化する過程で余剰人員が生じざるを得ず、転換配置を行ったとしてもすべての人員を吸収するのは容易ではない」と述べている。



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