2026. 06. 26 (金)

インタビュー:『眼の中の瞳』のシン・ミナ「ストーカー犯罪、執着と狂気…恐ろしかった」

映画『眼の中の瞳』シン・ミナの写真(エイエムエンターテインメント)
映画『眼の中の瞳』シン・ミナ [写真=エイエムエンターテインメント]
女優のシン・ミナは映画『眼の中の瞳』でデビュー以来初めて1人2役に挑戦した。妹の死を追う写真家ソジンと、謎の死を遂げた双子の妹ソインを演じ、異なる人生と感情を見事に表現した。話し方や表情、目の輝きの違いを積み重ね、似ているが異なる二人のキャラクターを説得力を持って完成させた。

『眼の中の瞳』は、遺伝病で視力を失いつつあるソジンが妹ソインの死に疑問を抱き、真実を追求するスリラーである。シン・ミナは、視力を失う中で自らの目で犯人を見つけなければならないという設定と、誰かを探しながら同時に追われる緊張感に惹かれた。

「シナリオを本当に面白く読んだ。徐々に目が見えなくなりながら、自分の目で犯人を見つけたいという感情、誰かを探しながら同時に追われる感情がよく表現されていた。上手く撮れれば非常に興味深く、圧迫感がある作品になるだろうと思い、選びました。」

映画は、愛という名のもとに包まれた執着と狂気を扱っている。ソジンは、自分に執着するヒョンミンを避けながら、いつ襲われるか分からない恐怖の中で生きている。シン・ミナは、作品を通じて間接的に経験したストーカー被害者の不安を「恐ろしかった」と表現した。

「監督が様々な愛の形を扱った映画だと言っていたが、その愛が執着と狂気で表現された作品だと思う。私は映画の中で(ストーカー犯罪を)間接的に経験したが、本当に恐ろしかった。ソジンは常に緊急呼び出しの時計をつけている。いつ襲われるか分からないという恐怖心がどれほど大きかったかを考えると、本当に恐ろしかった。」
映画『眼の中の瞳』シン・ミナの写真(エイエムエンターテインメント)
映画『眼の中の瞳』シン・ミナ [写真=エイエムエンターテインメント]

ソジンとソインは同じ遺伝病を抱えているが、それに対する心情は異なる。特にソジンは、同じアーティストとしてソインの才能を羨み、妹に対する愛情と責任感、嫉妬と申し訳なさを感じている。

「ソジンは視力を失う時期が遅く、ソインを守らなければならない立場で、二人ともアートに関わっている。ソインは目が見えないにもかかわらず、逆に作品制作に役立つと言われており、優れた新進作家でもある。ソジンにとってソインは守るべき存在でありながら、同じ作家として自分を卑下させる存在だったと思う。突然消えてしまったので、姉として最後まで犯人を見つけなければならず、申し訳ない気持ちを抱くことになった。」

シン・ミナは最初から二人のキャラクターを別々の存在として捉え、アプローチした。同じ空間で異なる性格と反応を見せる演技を二回ずつ行う必要があったが、逆にキャラクターの性格と感情を分けることができたと説明した。

「顔は似ているが、非常に異なる性格を持つキャラクターだと思った。だから『同じ映画で二回演じればいいんだな』と思って、簡単にアプローチできた。もちろん撮影時には同じ場所で二回演じる必要があったので技術的に難しい部分もあったが、別々のキャラクターだと思ったのでシンプルになった。」

二人の関係を単なる姉妹愛や嫉妬で定義しないことも重要だった。シン・ミナは、ソジンが妹を愛しながらもその世話を負担に感じ、妹の才能を羨む感情があまり露骨に表れないように調整した。

「ソジンの感情が『彼女がとても面倒だ』や『成功している妹が羨ましい』といった形で明確でありすぎないようにしたいとずっと話していた。妹を愛し、気にかけているが、負担に感じることもあり、才能を羨むこともある。どれか一つだけが強く表れないように、関係の微妙な部分を多く考えた。」

視力の異なる二人のキャラクターを表現するために、目の焦点や目の動きにも違いを持たせた。視力が瞬時に落ちたり回復したりするソジンは、焦点が合わない感覚を演じ、光しか認識できないソインは目の動きを変えた。

「ソジンは視力が瞬時に落ちたり上がったりすることが繰り返される。そういう時は焦点が合わない感じで演じた。ソインは光程度しか認識できない状態だと設定し、目の位置を少し変えようとした。目も筋肉なので、練習すれば動く。台本を読みながら片方の目だけ動かしてみるなど、隙間時間に練習した。」
映画『眼の中の瞳』シン・ミナの写真(エイエムエンターテインメント)
映画『眼の中の瞳』シン・ミナ [写真=エイエムエンターテインメント]

実際の視覚障害者が見て不自然にならないようにすることも演技の基準だった。制作陣とキャラクターがどの程度まで見えるのかを確認しながら表現のレベルを調整した。

「実際の視覚障害者やその周囲の方々が見て過剰に感じることがないように、ディテールを適度に持っていこうと話していた。どの程度まで見えるのかをたくさん尋ね、リアリティとディテールを慎重に守ろうとした。」

目を隠したまま逃げたり脅威を避けたりする撮影は、肉体的にも簡単ではなかった。危険なシーンではアイマスクに小さな穴を開けることもあったが、視界が制限された状態で感じる窮屈さと恐怖は実際のものであった。感情を引き上げている最中に体が固まってしまった瞬間もあった。

「最初に逃げるシーンを撮影する時、体が固まって首がうまく回らなかった。『緊張した演技をしながら、自分が本当に緊張しているんだな』と思った。この状態で最後までできるのかと思い、少し外れて調整しなければならないと思った。体を使って怪我をしたらいけないという恐怖もあった。」

セリフが少ないシーンでも疲労は大きかった。全身に緊張を保ちながら逃げたり息を潜めたりする演技を繰り返し、普段より多くの筋肉を使った。

「正直、本当に大変だった。そんな演技をするために全筋肉を使った。通常、セリフが多いシーンを撮影した後は話すことが多くて疲れるが、今回はセリフが多くなくても全身に緊張が入っていた。逃げたり息を潜めたりするシーンが多かったので、体が本当に疲れた。」

『眼の中の瞳』はスペイン映画『ジュリアの目』を原作としている。シン・ミナは原作映画を見たが、原作のイメージが自分にとっての「正解」となることを警戒した。

「私たちが持ってくるシーンが明確にあるが、原作の主人公のイメージが頭に刻まれると、無意識にそれを正解だと思ってしまうのではないかと自分で消そうとした。プールの脱衣所のシーンは非常にインパクトが強くて記憶に残ったが、それ以外はできるだけ私たちの作品に合うようにアプローチしようとした。」
映画『眼の中の瞳』シン・ミナの写真(エイエムエンターテインメント)
映画『眼の中の瞳』シン・ミナ [写真=エイエムエンターテインメント]

長い交際を経て結婚した夫キム・ウビンへの愛情も惜しまなかった。結婚後初めて公式の場に一緒に出席したキム・ウビンは、忙しいスケジュールの中でもシン・ミナを応援したという。

「結婚前から二人とも急に仕事が増えました。キム・ウビンさんもドラマを撮影していて、私も『水木金』を撮影していたので、劇場で久しぶりに会いました。私は元々心配性なので、作品が終わった後も心配し、公開前にも心配することが多いのですが、楽しんで観たと言ってくれたので心配しないでと言ってくれました。」

結婚後の変化は毎瞬大きく感じるわけではないが、お互いの仕事を応援する関係からくる安定感は自然に根付いている。

「まだ大きく実感することはない。作品の話をしていると『そういえば、私結婚したんだ』と思うこともある。でもお互いに応援し合い、関心を持っているので、安定感があると言えるかもしれない。関係の中で少し話しやすくなった気がする。常に意識しているわけではないが、基本的にある感じだ。」

『海街チャチャチャ』の愛らしい魅力から『ディーバ』や『悪縁』の冷たい緊張感まで行き来しているシン・ミナは、ジャンル自体よりも今まで見せてこなかった新たなキャラクターに注目している。年齢や立場が変わることで表現できる愛やキャラクターの姿も自然に変わっていると感じている。

「以前できたロマンスと今できるロマンス、これからできるロマンスは異なるかもしれない。以前は初恋のイメージや感情を表現していたが、今は多くの経験をした人々の関係の中でのロマンスがより自然に入ってくるように思う。スリラーも今後はもう少し大人っぽい演技をすることになるのではないかと思う。」
映画『眼の中の瞳』シン・ミナの写真(エイエムエンターテインメント)
映画『眼の中の瞳』シン・ミナ [写真=エイエムエンターテインメント]

現在、シン・ミナはドラマ『水木金』を撮影中であり、ロマンスファンタジー『再婚皇后』の公開も控えている。慣れ親しんだジャンルの中でも、今の自分が見せられる新しい感情を探すことが次の課題である。

「俳優として常に変化したいという欲求がある。できるだけ見せたことのない姿を見せたい。最近の作品のジャンルや色合いがすべて異なるので感謝しつつも、しっかりやらなければならないという気持ちがある。『再婚皇后』も多くの方に愛されることを願っている。」




* この記事はAIによって翻訳されました。
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