サムスン子会社のハーマン、DTS事業部売却へ…電場・オーディオに集中

[写真=ハーマン]
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サムスン電子の子会社であるハーマン・インターナショナルはシステム統合事業を担当するDTS事業部をインド情報技術(IT)サービス企業のWiproに売却する契約を締結したと21日、明らかにした。

契約によってハーマンは米国、欧州、アジアなどの18の拠点に属した人材5600人余りをWiproに引き渡す。 買収は規制当局の承認を経て、年内に完了する。

ハーマンは非主力事業であるDTS事業を売却し、核心事業であるオーディオ・電装事業の競争力強化と新しい成長動力確保に集中する。

ハーマンは5月、オーディオ企業としての地位を確固たるものにし、競争力を強化するため、B&Wと共に、デノン、マランツなどを買収し、2023年11月には音楽再生プラットフォームのルーンを買収したことがある。

ハーマンのChristian Sobottka最高経営者(CEO)は“Wiproの合流はDTSがより早く成長し、主要産業顧客会社に接近できる契機になるだろう”と述べた。
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