![[写真=現代自]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/07/20250707111242641840.jpg)
現代自・起亜が今年、欧州で5カ月ぶりに小型車20万台以上を販売したことが分かった。 現代自と起亜はキャスパー、EV3などの小型電気自動車を通じ、欧州攻略に拍車をかける方針だ。
6日、現代自・起亜によると、今年1~5月の欧州自動車市場で、現代自・起亜の小型車(A・Bセグメント)の販売台数が累積20万6023台を記録した。
自動車市場調査会社のJATO Dynamicsによると、昨年の欧州市場での小型車販売の割合は38.8%に達するほど、欧州は小型車が人気が高い。 狭い道路と足りない駐車空間、実用的な消費性向などが理由に挙げられる。
また、欧州連合(EU)が新車の平均炭素排出規制の強化を推進しているため、完成車メーカーは炭素排出の少ない小型車とエコカーにさらに重点を置いている。
現代自・起亜もこのような流れに歩調を合わせ、欧州内の小型車販売を強化している。 現代自・起亜の小型車販売割合は2023年43.8%、2024年44.5%を記録したが、今年1~5月は51%で半分を超えた。
現代自の小型ハッチバックであるi10とi20、起亜の小型セダンのモーニングなどが人気の主役だ。 3車種は欧州市場での発売後、計累積販売台数が100万台を突破した。
最近はキャスパーの電気自動車モデルであるキャスパー・エレクトリック(現地名インスター)と準中型電気SUVのEV3が欧州で人気を集めている。
キャスパー・エレクトリックは昨年12月に欧州で発売され、5月までに1万342台が売れ、6カ月ぶりに販売台数1万台を突破した。 昨年8月に欧州で発売されたEV3は今年1~5月に2万8739台が販売され、起亜の欧州電気自動車販売台数(4万4875台)の64%を占めた。
今年、欧州市場での起亜の電気自動車販売台数はEV3の興行で、昨年(6万8246台)を超え、歴代最多だった2023年(8万341台)を更新するものと予想される。
現代自・起亜は今後も欧州市場で小型車の競争力を高める計画だ。 起亜は今年2月、「2025起亜EVデー」を開催し、海外戦略型小型SUVのEV2のコンセプトカーである「ザ・起亜コンセプトEV2」を公開した。 現代自もエントリー級の小型電気SUVを発売する方針だ。
現代自・起亜関係者は“セダン、ハッチバック、SUVはもちろん、ハイブリッドと電気自動車のラインナップで欧州攻略を強化する”と述べた。
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