6月の韓国消費者物価上昇率2.4%···石油類は18カ月ぶりの最高上昇

5월 26일 서울 시내 주유소 모습 사진연합뉴스
[写真=聯合ニュース]

先月の韓国の消費者物価が3ヵ月連続で2%台の上昇率を記録し、安定を取り戻している中、石油類価格は依然として不安定な流れを示している。

2日、統計庁が発表した「2024年6月の消費者物価動向」によると、先月の消費者物価指数は113.84(2020=100)で、1年前より2.4%上昇した。昨年~~12月に3%台を記録した物価上昇率は1月に2.8%上昇し、2%台に下がった。以後、2~3月に3.1%を記録した後、4月に2.9%、5月に2.7%、6月に2.4%と上昇幅を減らしている。

6月の消費者物価の上昇も「食べ物」が牽引した。農・畜・水産物物価は1年前より6.5%上昇し、全体消費者物価上昇率を上回った。特にリンゴ(63.1%)や梨(139.6%)など新鮮果実が1年前より31.3%値上がりした影響が大きい。

ただ、生鮮野菜(-0.8%)は昨年9月以降、9ヵ月ぶりに下落転換し、上昇の勢いを抑制した。加工食品も1.2%上昇し、2021年2月(1.2%)以後、最低上昇率を記録した。

3月から上昇を続けている石油類の価格も、4ヵ月連続で1年前より値上がりを記録している。6月の石油類製品は1年前より4.3%上昇した。2022年12月(6.3%)以来、18カ月ぶりの最高上昇率だ。

物価上昇の寄与度も0.16%上昇し、5月より0.04%ポイント上昇した。

物価の流れを示す根源物価(農産物・石油類除外指数)は1年前より2.0%上昇した。経済協力開発機構(OECD)が主に活用する方式である食料品・エネルギー除外指数も2.2%上がった。

生活物価指数は昨年同期比2.8%、生鮮食品指数は11.7%上昇した。生活物価指数が3%以下に下がったのは、昨年7月以降11ヵ月ぶりのことだ。生鮮食品指数の中では、生鮮果実は上昇傾向を記録したが、生鮮野菜と生鮮魚醤(1.4%)はそれぞれ下落した。

統計庁のコン・ミスク経済動向統計審議官は「全体消費者物価指数が2023年7月(2.4%)以後、11ヶ月ぶりに最低上昇率を記録した」とし「石油類価格が上がったものの、他の品目が上昇幅を減らし前月対比0.2%下落傾向を示した」と明らかにした。
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