CJ大韓通運、仁川GDCに「物流ロボットシステム」導入

[写真=CJ大韓通運]
[写真=CJ大韓通運]
CJ大韓通運が仁川(インチョン)自由貿易地区にあるGDCに最先端物流ロボットシステム「オートストア(Auto-Store)」を導入しテスト運営中だと12日、明らかにした。

仁川GDCはCJ大韓通運が2019年に韓国で初めて事業を開始し、グローバル物流を遂行するグローバルEコマースの「物流前進基地」であり、韓国唯一のグローバル圏域フルフィルメントセンターだ。 延べ面積約2万㎡(6117坪)規模で造成された。 これは500万つ以上の製品を保管できるアジア物流企業GDCの中で最大規模だ。

CJ大韓通運は最近、オートストア導入のために仁川GDCセンター内の約6264㎡(1895坪)規模の空間を増築した。 仁川GDCには計140台のロボットが16段に積み重なっている保管空間の上で忙しく動き、製品出庫の役割を遂行する。 顧客の注文が入ってくると、リアルタイムでロボットが動き、物が入ったBin(保管かご)を取り出して出庫ステーション作業者に渡す。 現在、約3万種類の製品が保管されている。

オートストアは自ら在庫を再配置する役割もする。 ピッキングロボットが動き回り、注文量の多い品物を上の方に配置させておく。 ロボットが物を持ってくる時間を最小化するための措置だ。

CJ大韓通運のイ·ギョンジンCBE運営チーム長は“保管効率性が4倍向上するのはもちろん、出庫処理能力も2.8倍増加する”とし、“物流現場でオートストアを実際に運用するところは韓国で仁川GDCが唯一だ”と述べた。 現在、最終テストが進行中であり、12月から本格的に運営される予定だ。

CJ大韓通運は、グローバルCBE物流市場の高い成長率に注目している。 英物流市場リサーチ企業のTI(Transport Intelligence)によると、全世界CBE(グローバル電子商取引)物流市場は2026年178兆ウォン(EUR為替レート1400ウォン適用)に達するものと推算される。 これは2021年97兆ウォン対比なんと83.5%成長する規模だ。 またTIは韓国CBE物流市場の規模も21.4%ほど成長するものと予想した。

イ·ギョンジンチーム長は“増築による運営規模拡大と共に、ロボット·データ基盤の最先端技術力が加わり、GDC運営の超格差競争力が確保されている”とし、“圧倒的なGDC運営力量を土台に、時間的・空間的制約を跳び越える「超国境宅配」サービスをより一層強化していく”と述べた。
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