韓国の主要カジノ、今年第3四半期に好業績···日本VIP増加の影響

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[写真=ロッテ観光開発]

日本のVIP増加の影響などで韓国の外国人専用カジノ会社が今年第3四半期に好実績を出した。ただ、内国人(韓国人)も対象に含めて運営する江原ランドの第3四半期の営業利益は22.7%減少した。

パラダイスは9日、連結基準で今年第3四半期の営業利益が571億ウォンを記録し、昨年同期より49%増加したと明らかにした。これは四半期基準で最大実績だ。

売上は2千856億ウォンを記録し、前年同期比50.7%増加した。純利益は437億ウォンで2.5%増えた。

複合リゾート部門の売上は1千327億ウォンとなり、昨年より68.1%増えた。

パラダイスセガサミの営業利益は305億ウォンで178.4%急増し、四半期基準で最大営業利益を達成した。インバウンド顧客が増え、ホカンス(ホテル+バカンス)を楽しむ内国人(韓国人)の需要が持続し、第3四半期のパラだイスシティホテルの客室占有率は81.5%で最高水準を記録した。

パラダイスの関係者は、「カジノと複合リゾートの正常化が全体売上と営業利益増加を牽引した」と説明し、「カジノの場合、VIPとマス(Mass・一般顧客)共にドロップする金額(チップ購買総額)増加傾向が持続している」と強調した。

グランドコリアレジャー(GKL)は連結基準で今年第3四半期の営業利益が137億ウォンとなち、昨年同期より200.2%増加したと集計された。売上は966億ウォンで29.8%増加し、純利益は120億ウォンで140.6%増加した。

GKLの第1~第3四半期のドロップ額は2兆4千396億ウォンで99.9%増加した。第3四半期の累積入場者数は昨年より93.5%増えた53万人。VIPが9万人余り、マスが44万人余りだった。

GKLの関係者は「入場客のうち日本人の第3四半期累積占有率が昨年同期3.1%から25.6%に大幅に高まった」とし「今後日本と中国VIPマーケティングを強化する」と明らかにした。

一方、韓国で唯一内国人も出入りが許容されるカジノを運営中の江原ランドは低調な実績を出した。江原ランドは第3四半期の営業利益が918億ウォンで、昨年同期より22.7%減少した。


 
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