ハンファシステムが今年3四半期の売上高6208億ウォン、営業利益373億ウォン、当期純利益は411億ウォンを記録し、市場展望値を大きく上回る実績を出した。
ハンファシステムは今年3四半期の営業利益が373億3300万ウォンで、前年同期比6800%増加したと30日、公示した。 同期間の売上高は6208億2300万ウォンで、昨年より35.14%増加し、当期純利益は1495.23%増えた411億5700万ウォンを記録した。 ハンファシステム側はK-防衛産業の熱風に支えられ、輸出と量産事業が拡大し、昨年集中した大規模新事業投資が構築・運営段階に入り、明確な実績反騰勢を示したと説明した。
防衛産業部門は戦術情報通信体系(TICN)の4次量産事業、30mm車輪型対空砲量産、軍衛星通信体系-II網制御システムおよび地上端末機量産などの大型事業が実績を牽引した。 昨年、ハンファシステムがアラブ首長国連邦(UAE)に輸出した中距離地対空誘導兵器システム(M-SAM)である天弓-II多機能レーダー(MFR)の売上げが本格化し始めた点も肯定的な影響を及ぼした。
情報通信技術(ICT)部門は韓国教科書協会が主管する人工知能(AI)デジタル教科書共同プラットフォーム構築、新韓ライフFC&GA営業支援システム構築、ハンファエアロスペースシステム統合および全社的資源管理(ERP)システム構築事業などを重点的に推進している。 EBSのメタバースプラットフォームおよびAI基盤の教育プラットフォーム事業も行っている。
新事業部門で「宇宙インターネット」と呼ばれる低軌道衛星通信事業、未来モビリティ都心航空交通(UAM)、ブロックチェーン基盤のデジタルプラットフォームなど、超連結・超知能・超融合時代を導く事業分野を開拓し、未来成長動力の確保に乗り出している。 ワンウェブの衛星網を活用して「商用低軌道衛星基盤通信システム」事業への参加を推進し、地上網(LTE)を融合したハイブリッド「海洋衛星通信サービス(MASS)」も準備中だ。
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