ポスコフューチャーエム、3万トン規模の浦項NCA陽極材専用工場の建設へ

[ポスコフューチャーエム、3万トン規模の浦項NCA陽極材専用工場の建設へ]


 
ポスコフューチャーエムがニッケル·コバルト·アルミニウム(NCA)陽極材だけを生産する専用工場を初めて建設する。
 
ポスコフューチャーエムは前日、ハイニッケルNCA陽極材のグローバル需要増大に対応するため、浦項NCA陽極材工場投資の件を取締役会に報告し、承認を受けたと21日、明らかにした。
 
NCA陽極材はリチウム·ニッケル·コバルト·アルミニウムを原料に製造した陽極材をいう。 バッテリー密度と出力が高く、効率性を極大化できる素材だ。
 
今回の新規投資の件は今年1月、サムスンSDIと10年間40兆ウォン規模のハイニッケルNCA陽極材供給契約によるものだ。 ポスコフューチャーエムのNCA陽極材専用工場建設は初めてだ。 総投資費は3920億ウォンだ。 浦項迎日(ポハン·ヨンイル)湾4一般産業団地内の年産3万トン(t)規模で建設される。 これは60キロワット時(㎾h)級の電気自動車約30万台に供給できる量だ。
 
浦項NCA陽極材工場は今年上半期中に着工し、2025年度から生産販売する予定だ。 来年から2024年までは光陽陽極材工場の一部ラインで生産されるNCA陽極材を供給する予定だ。 ポスコフューチャーエムは、今回のNCA陽極材専用工場の建設に伴い、NCA陽極材の受注を持続的に拡大する方針だ。
 
ポスコフューチャーエムは今回の投資に先立ち、昨年4月に同じ敷地内に3万トン規模のNCMA陽極材工場を着工し、2024年稼動を目標にしており、2025年には浦項だけで6万トン規模の陽極材生産が可能だ。
 
一方、ポスコフューチャーエムは2012年に陽極材事業を開始して以来、電気自動車市場の急速な成長と細分化される顧客の需要に歩調を合わせ、製品多角化のための研究開発を積極的に推進し、現在5種の製品群を保有している。 普及型電気自動車用製品であるリチウムリン酸鉄(LFP)陽極材も開発中であり、今後の市場状況によって製品群はさらに多様化するものと期待される。
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