[写真＝聯合ニュース]
高物価・高金利などで消費全般が萎縮し、韓国政府が早ければ今月末に内需景気刺激策を打ち出す。消費クーポンの発行などで韓国の国内観光とサービス業を支援し、消費を促進する対策を発表すると予想される。
12日、政府省庁によると、企画財政部を中心に文化体育観光部、農林畜産食品部、中小ベンチャー企業部などの省庁が今月末の発表を目標に内需活性化対策を準備している。
韓国政府はまず、国際観光再開の雰囲気に合わせて、外国人の韓国訪問観光を活性化する案を検討している。
中国からの入国者に対する新型コロナウイルス感染症の検査義務が解除されたうえ、航空便も増便され、中国人の海外観光が増えると予想されるだけに、彼らを韓国に誘致する各種案を模索することだ。
韓国の国内旅行を活性化する多様な支援策も検討しているという。最近急増する海外旅行の需要を国内に回し、国内消費を刺激しようとする試みだ。
韓国政府はこのような側面から、旅行や宿泊など観光産業と関連した消費クーポンを発行する案を検討しているという。
小商工人（自営業者）や伝統市場の消費促進のため、オンヌリ商品券を特別販売する案も検討している。小商工人市場振興公団基金を活用してオンヌリ商品券発行量を増やしたり割引率を引き上げる方式だ。オンヌリ商品券の割引率は通常5～10%だ。
「コリアセールフェスタ」のような消費刺激イベントも行う予定だ。中小流通や製造業者と小商工人に対する参加を拡大する方式になる可能性が高い。
このほか、農畜水産物に対する消費刺激の次元で関連分野に対する消費クーポンを稼動する方式も検討対象だ。
企画財政部の関係者は「（韓国）政府は現在内需活性化方案を検討している」とし、具体的な内容に対してはまだ決定されていないと明らかにした。
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