ハンファQセルズ、米国で史上最大規模のESSプロジェクト売却へ…エネルギー事業の競争力立証

[ハンファQセルズ、米国で史上最大規模のESSプロジェクト売却へ…エネルギー事業の競争力立証]


 
ハンファQセルズが米国で歴代最大規模の発電所売却契約を締結し、エネルギー資機材供給を越え、ESS事業開発、資金調達、EPC(設計·調達·施工)を網羅する総合事業者の競争力を立証した。
 
ハンファソリューション·Qセルズ部門は最近、米テキサスで開発していた発電所用ESS(エネルギー貯蔵装置)プロジェクトの計7つを売却する契約を締結したと明らかにした。
 
このESSプロジェクトの設備規模は計2.4GWh(ギガワット時)で、韓国基準で約100万人が一日に使用する電力を充電できる規模だ。
 
売却されるプロジェクトはハンファQセルズが直接開発を完了し、建設の仕上げ段階を進めている380MWh規模のCunningham ESSプロジェクトと開発進行中のESSプロジェクト6つだ。
 
買収者であるスペイン再生エネルギー開発および民間資本発電事業(IPP)企業であるAccionaは、残りの開発と建設作業が完了すれば、ESS団地を直接運営する予定だ。 団地別の完工時点は2023年1四半期から2025年までと異なり、ハンファQセルズは開発中の6つのプロジェクトのEPC契約も肯定的に議論している。
 
各団地は今後、RECTO(テキサス電力信頼度委員会)と運営する電力網に連携され、テキサス内の発電資源および電力需要先と有機的に運営される。 運営会社は電力が安い時に購入してESSに保存し、電力価格が高い時に保存した電力を販売して差益を得て電力網安定化に寄与する。
 
ESSは電気の生産量と消費量が異なるために発生する電力系統の負担を減らすだけでなく、停電などの危機状況では非常発電源の役割を果たす。 テキサス州の再生可能エネルギー発電量の割合は2020年30%から2040年には80%まで増える予定であり、これに伴いさらに多くのESS設備が導入されるものと展望される。
 
エネルギー政策と市場構造の変化に支えられ、グローバルESS市場の規模は持続的に成長する予定だ。 グローバル調査機関のウッドマッキンゼーは、世界累積ESS設置量は2021年28GWhから2031年1TWh(テラワット時)まで増え、その中でも米国内の累積ESS設置量は2031年600GWhに達すると予想した。
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