ロッテ免税店、済州航空の機内免税店事業権獲得

[ロッテ免税店、済州航空の機内免税店事業権獲得]


 
ロッテ免税店は韓国トップLCC(格安航空会社)事業者である済州航空の機内免税店事業権を獲得したと29日、明かにした。
 
28日に開かれた契約締結式にはロッテ免税店のキム·ジュナム韓国事業本部長と済州航空のコ·ギョンピョコマーシャル本部長が両社代表として参加した。 ロッテ免税店は12月1日から済州航空の機内免税店委託運営を始める。 事業期間は契約日から最大7年だ。
 
ロッテ免税店は、世界2位の免税事業者としての商品(MD)ソーシング能力を基に、韓国人顧客が好むウイスキーやワインなど酒類ブランドを大幅に強化する計画だ。 また、化粧品とタバコ、アクセサリー、健康食品など多彩なカテゴリーを合理的な価格で披露する一方、限定版ウィスキーなど独占商品を機内免税店に供給し、ユニークな免税ショッピング経験を提供する方針だ。
 
ロッテ免税店は今回の済州航空機内免税店事業を通じ、年平均160億ウォンの売上を上げるものと予想している。 ロッテ免税店は済州航空の機内免税店運営経験を土台に、今後、海外FSC(Full Service Carrier、大型航空会社)の機内免税店事業権を獲得するなど、グローバル領域に事業を拡張し、新規収益源を確保するという構想だ。
 
済州航空は韓国1位のLCC事業者で、来年下半期の累積搭乗客1億人達成が予想され、計38台の航空機を保有している。 日本と東南アジア、米国グアムとサイパン、シンガポールはもちろん、今年6月にはモンゴル路線を新規就航した。 さらに、12日には5年内に次世代航空機40機の追加導入計画を発表するなど攻撃的に事業を拡張している。
 
ロッテ免税店はコロナ危機の中でも顧客多角化および新規収益源創出のために努力している。 今年4月、オーストリア・シドニー市内店をオープンしたのに続き、下半期にベトナム・ダナン市内店の開店を予告し、グローバル事業拡大に拍車をかけている。 来年にはベトナム・ハノイ市内店新規出店とシンガポール・チャンギ空港店のオープンまで終え、アジア太平洋地域を合わせた「LDFベルト(Lotte Duty Free Belt)」を一層強化する予定だ。
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