カード業界、今年上半期の営業実績は「良好」・・・消費量増加の影響

[写真=聯合ニュース]


韓国のカード業界の今年上半期の営業実績が改善された。コロナパンデミック(世界的な大流行)以後、長期間続いた社会的距離の確保(ソーシャルディスタンス)が解除され、消費量が増えた結果だ。健全性も安定した水準で管理された。

13日、金融監督院が発表した「クレジットカード会社の営業実績」資料によると、専業カード会社の今年上半期の純利益は1兆6243億ウォンであり、前年同期(1兆4944億ウォン)より1299億ウォン(8.7%)増えた。

総収益は9776億ウォン、総費用は8477億ウォンずつそれぞれ増加した。収益増加には全体カード使用額規模が大きくなった影響が大きかった。これによって、分割払いカード手数料(1271億ウォン)と加盟店手数料(1145億ウォン)関連の収益が改善された。費用増加には金利引き上げにともなう利子費用増加(2136億ウォン)などが作用した。

クレジットカードの総利用額は516兆ウォンであり、昨年同期(462兆6000億ウォン)より11.5%(53兆4000億ウォン)増えた。クレジットカードの利用額は426兆ウォンを記録し、50兆8000ウォン(13.5%)増えた。チェックカード(デビットカード)も90兆ウォンで2兆6000億ウォン(3%)増加した。

金融事業はやや低迷したが、今年上半期のカード融資の利用額は54兆ウォンで、前年同期(56兆1000ウォン)より2兆1000億ウォン(3.7%)減少した。2020年上半期に1.3%、昨年上半期は5.8%増をそれぞれ記録すしたが、減少に転じた。韓国銀行が段階的な政策金利引き上げを断行し、貸出事業の全般的環境が悪化した。

このような動きは長期貸し出しを中心に目立った。長期カードローン(カードローン)の利用額は25兆8000億ウォンで、10.7%(3兆1000億ウォン)減少した。一方、短期カード融資(現金サービス)は28兆2000億ウォンで3.7%(1兆ウォン)増えた。

健全性は良好だった。6月末基準のカード会社の延滞率(総債権基準)は1.05%であり、前年末(1.09%)より0.04%ポイント下がった。調整自己資本比率も20.1%で、経営指導比率(8%)を大きく上回った。ただし、レバレッジ倍率(自己資本対比総資産限度)は5.5倍で前年末の5.2倍より小幅上昇した。

クレジットカードの発行枚数は計1億2081万枚で、前年末(1億1769万枚)より2.7%(312万枚)増えた。これより大幅に休眠カード(11%)が急増した。増加水準は昨年上半期(2.7%)より4倍以上大きくなった。デビットカードの発行枚数は1億548万枚で0.6%(63万枚)減少した。

金融当局は今年下半期の高金利・物価高・ドル高など金融環境の悪化に備え、貸倒引当金の追加積立を誘導する計画だ。

金融監督院の関係者は「(このような措置で)潜在不良の現実化に対するリスク負担を減らしていく」とし「最近の金融市場の状況を反映した非常資金調達計画も用意するよう指導する計画」と明らかにした。
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