現代自、「CASPER」本格販売へ…軽自動車市場の復活「始動」

[現代自、「CASPER」本格販売へ…軽自動車市場の復活「始動」]



現代自動車が初の軽型スポーツ・ユーティリティー・ビークル(SUV)、CASPERの販売を29日から開始する。年間販売量10万台を下回る軽自動車市場に活力を吹き込むことができるか、業界の関心が集まっている。

CASPERは現代自動車が2002年、アトスの断種以降、19年ぶりに披露する軽自動車だ。2012年、年間販売量が20万台を超えるほど人気だったが、SUVと大型車を好むトレンドで、市場での居場所を失っていった。

息を整えていた軽自動車市場が上昇の兆しを見せ始めたのは今年だ。起亜のボックス型軽自動車、レイが「車泊まり」ブームで、販売量が大幅に上昇し、今年の軽自動車市場1位に上がった。今年8月までレイは前年同期比29%増加した2万3657台が売れた。起亜のモーニングは2万2962台、シボレーのスパークは1万3746台で、販売量がやや減少した。

CASPERは軽自動車市場の復活の信号弾になるものと業界は期待している。SUVモデルに、車格を超える先端の安全仕様で、最近の消費者たちの要求も満たす。14日に開始された事前予約でも、初日だけで1万8940台を記録し、興行を予告した。

現代自は同日、ライブウェブチャンネルであるCASPER Premierをオープンした。仮想のCASPER村で人々がCASPERやウェブサイトを楽しむ姿を見せてくれて、購買課程も伝えた。また、仮想のZ世代キャラクターを通じ、メタバスで車両の機能を説明したりもした。

CASPERはアイコニクなスタイルの内・外装デザインを備えた。外観は堂々さと堅固さを基に、若くて躍動的な感性を盛り込んだ。室内は柔らかくて楽な雰囲気に、空間活用性を加えた。現代自は世界で初めて運転席シートが完全に折れる「フルフォールディング」シートを適用した。1・2列の全座席が折れて、前後に動かすことができ、空間活用性を誇る。この機能を通じ、様々な大きさの物品を積載することができ、「車泊まり」のようなレジャー・アウトドア活動も可能だ。

先端運転者補助システム(ADAS)をはじめとする車格を上回る安定性も備えている。前座席のセンターサイドエアバッグを含めた7つのエアバッグが基本適用され、高更性軽量車体構造を持った。全トリムに知能型安全技術の△前方衝突防止補助(車両及び歩行者/自転車搭乗者) △車路離脱防止補助(LKA) △車路維持補助(LFA) △運転者注意警告(DAW) △ハイビーム補助(HBA) △前方車両出発のお知らせなどを軽型で初めて基本適用された。

CASPERの基本モデルは1.0 MPIを搭載し、最高出力76馬力、最大トルク9.7キロf・m、複合燃費14.3キロ/ℓを確保した。
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