8月の就業者数、51万8000人↑・・・6ヵ月連続で上昇

[写真=聯合ニュース(15日午前、世宗市政府世宗庁舎で2021年8月の雇用動向を発表している統計庁のチョン・ドンミョン社会統計局長)]


8月の就業者数が1年前より52万人近く増えた。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の第4波にも6ヵ月連続就業者数が増加し、雇用回復傾向が続いている。ただ、増加幅は4ヵ月連続して減速している。

統計庁が15日に発表した『8月の雇用動向』によると、先月の就業者は2760万3000人で1年前より51万2000人増加した。就業者数は3月(31万4000人)から6ヵ月連続で増加しているが、増加幅は4ヵ月連続で少しずつ減少している。

先月、15歳以上の雇用率は61.2%を記録し、1年前より0.8%ポイント上がった。経済協力開発機構(OECD)の比較基準である15~64歳の雇用率も66.9%であり、前年比1.0ポイント上昇した。年齢別には、60歳以上は37万7000人で増加幅が最も大きかった。20代は13万7000人、50代は7万6000人、40代は1万1000人の順だった。一方、30代の就業者数は8万8000人が減少した。

統計庁のチョン・ドンミョン社会統計局長は30代就業者数減少の根本的な原因について『人口減少』が原因であると説明したうえで、「卸・小売業種の減少傾向が続いており、製造業でも他の年代に比べて回復が遅れているのも影響を与えた」と述べた。

8月の失業者数は74万4000人で、1年前より12万人減少した。失業率は2.6%で0.5%ポイント下がった。特に、季節調整失業率は2.8%にとどまり、1999年統計を取り始めて以来、過去最低を記録した。


 
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