​SKイノベーション、国際学会で二酸化炭素の削減に向けた技術の紹介

[​SKイノベーション、国際学会で二酸化炭素の削減に向けた技術の紹介]



SKイノベーションが二酸化炭素の活用分野の最大の国際学会「二酸化炭素の活用に関する国際学術大会(ICCDU)」で、環境親和的な技術を紹介した。

25日、SKイノベーションによると、この会社の環境科学技術院の最高技術経営者であるイ・ソンジュン院長は21日、カイストで開催されたICCDUで、環境問題の解決に向けた自社の革新技術を発表した。

イ院長がICCDUで発表した技術は△二酸化炭素が大気中に排出されないように捕集し、土や海底に貯蔵するCCUS △廃プラスチックをリサイクルする熱分解油・解重合 △廃バッテリーから核心鉱物を抽出するBMRなどだ。

そして、この技術は精油化学中心の事業構造を保有したSKイノベーションがエコを実現するのに中心として作用する見通しだ。

CCUS技術は二酸化炭素排出量の低減のために必要な技術で、SKイノベーションは来年6月、天然ガスの生産が終了される韓国石油公社の東海ガス田に2025年から年間40万tの二酸化炭素を貯蔵する国策課題に参加することにしたことがある。

イ院長によると、SKイノベーションは廃バッテリーから水酸化リチウム(LiOH)を回収する技術も確保した。廃バッテリーからリチウムを分離することができれば、残りの主要鉱物であるニッケル、コバルト、マンガンも分離することが容易になるとともに、溶媒として使われる化学物質の使用も減らすことができる。

米国エネルギー省傘下の国家指定研究機関であるアルゴン国立研究によると、SKイノベーションの廃バッテリーリサイクル技術は鉱山や塩湖からリチウムを抽出する時より二酸化炭素の排出をそれぞれ72%、37%ほど減らすことができるものと確認された。

SKイノベーションはこのようなリチウム回収技術で、資源循環システムを構築し、社会的問題を解決し、安定的にバッテリー原素材を確保していくという計画だ。
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