崔泰源、米国出張…海外ネットワーク拡大の動き

[崔泰源、米国出張…海外ネットワーク拡大の動き]



崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長が米国出張の途についた。大韓商工会議所会長の資格ではないSKグループのトップとしての訪問だ。

19日、SKグループによると、崔会長は先週、SKのワシントン支社を訪問し、役職員を激励する時間を持った。これと共に、現地事業に対する報告を受け、現状を点検したという。

崔会長が米国を訪問したのは5月21日の韓・米首脳会談以降、2ヵ月ぶりだ。SKグループ側は今回の出張は米国内のネットワークを強化し、IT関連事業協力のための出張だと説明した。

崔会長は出張日程の間、米国西部地域にあるSKハイニックスなどを訪問する一方、IT関連企業人に会って事業協力方策を協議する予定だ。

5月に大韓商工会議所の会長資格で米国を訪れた崔会長は政界・財界の関係者らに会い、米国内のネットワークを拡張した。また、ワシントンで開かれた韓米ビジネスラウンドテーブルでは半導体、バッテリー、バイオなどを中心に対米投資を増やすと明らかにしたことがある。

SKイノベーションは崔会長の韓米首脳会談の日程に合わせ、米国の完成車企業のフォードとのバッテリー合弁法人(JV)の設立を発表したこともある。SKイノベーションは米ジョージア州に約3兆ウォンを投資し、電気車バッテリー1工場と2工場を建設中だ。当該工場は今年末に完成され、フォードとフォルクスワーゲンにバッテリーセルを供給する予定だ。フォードとのJVの設立を通じ、対米バッテリー投資もさらに拡大するものと見込まれている。

SKグループの投資専門会社、SK(株)もバイオ事業と関連した対米投資を拡大している。SKは最近、バイオ事業の価値投資を通じ、2025年には1兆2000億ウォンの現金創出能力(EBITDA)を確保するという目標を提示した。このため、買収合併(買収合併)を通じた米国の遺伝子・細胞治療剤事業の早期参入も計画中だ。

SKの関係者は"(崔会長が)これまで新型コロナによって中断されていた海外出張を再開し、米州事業の点検と役職員たちを激励するため、直接出張の途についた"と述べた。
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