現代自、インドへの進出25年ぶりに累積生産1000万台達成…「韓国より早かった」

[現代自、インドへの進出25年ぶりに累積生産1000万台達成…「韓国より早かった」]



現代自動車がインド市場への進出25年ぶりに累積生産1000万台という大記録を立てた。

インド市場に進出した海外自動車メーカーのうち、初めて書いた歴史だ。また、現代自の海外市場の累積生産1000万台では中国に続き、2番目だ。現代自は新車の多角化やマーケティング強化、社会貢献の拡大などを通じ、市場支配力を更に高めていくという計画だ。

現代自・インド法人(HMIL)は30日(現地時間)、タミル・ナードゥ州のチェンナイ工場で累積生産1000万台達成の記念式を行ったと明らかにした。1996年、HMILが設立されてから25年ぶりだ。

現代自が韓国で累積生産1000万台を達成するのに35年がかかったという点を考慮すれば、ずいぶん速い速度だ。現代自は1998年、チェンナイ1工場で小型車のアトスを改造した「サントロ」を生産し、本格的な市場攻略に乗り出したことがある。

以後、8年後の2006年、累積生産100万台を達成しており、2008年にはチェンナイ2工場を建設し、その年に200万台を突破した。以降、さらに速度を高め、2015年600万台、2018年800万台に続き、今年、記念碑的な成果に至ったのだ。

輸出と内需も均衡を成し、内実も丈夫なものと評価される。HMILの生産量のうち、現地販売量が70%、輸出が30%だ。2008年、5万台に続き、2010年10万台、2014年20万台、そして2020年30万台輸出の里程標を記録した。HMILは欧州や北米、アジア太平洋、南米、アフリカなど88カ国に輸出をしている。

内需の場合、今後さらに急激な成長が期待される。インドは世界最大市場である中国と同様の13億の人口が住んでいるが、1000人当たりの自動車保有台数が45台に過ぎない。成長潜在力が高い市場という意味だ。現代自は昨年、ここで17.4%という最高のシェアを成し遂げた。

ブランド価値がますます高まり、今年も上昇を続けている。特に、インド戦略型スポーツ・ユーティリティー・ビークル(SUV)「アルカザル」などの新車を中心に、市場支配力が強固なものになる見通しだ。ベニュとクレタなどSUV中心にインド市場で強気を見せている現代自動車にさらに力を与えるものと分析される。現代自は昨年、新型コロナにも前年比5.1%増加した18万237台のSUVを販売し、現地のSUV市場占有率を25.5%に高めた。

国内に劣らないしっかりした販売組織とサービス網は今後、現代自の成長を裏付けるものと予想される。現代自はインド市場への進出後、40億ドル(約4兆5000億ウォン)以上を投資した。これを基に、現在1154つの販売代理店と1295つのサービスネットワークを運営している。
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