LG電子、中国TCL特許侵害訴訟で「勝訴」

[LG電子、中国TCL特許侵害訴訟で「勝訴」]



LG電子がドイツで、中国電子会社「TCL」を対象に行われた特許侵害禁止訴訟で勝った。

9日、LG電子によると、ドイツ・マンハイム地方裁判所は2日(現地時間)、LG電子とTCL間の「LTE標準特許」侵害禁止訴訟で、LG電子側の手を挙げた。

LG電子は2019年11月、ドイツのマンハイム・デュッセルドルフ地方裁判所にこの訴訟を含めた計3件の特許侵害禁止訴訟を提起した。 残りの2件の裁判は今月と5月にそれぞれ行われる予定だ。

TCLが販売するフィーチャーフォン・スマートフォンに適用した一部の技術がLG電子が保有した「LTE標準特許」を侵害したというドイツの裁判所の判決が出て、LG電子はドイツ市場で積極的な措置に乗り出すものとみられる。

LG電子は今回の判決を受けた後続措置として、LG電子のLTE通信標準特許を適用したTCLの携帯電話がドイツで販売しないようにする予定だ。

ただ、LG電子とTCLが交渉のテーブルを作り、見返りを提供するなら、合意が実現する可能性もある。 TCLの控訴の可能性も存在する。

標準特許は関連製品で特定の機能を実現するために使用するしかない必須技術特許を意味する。

LG電子は持続的な研究・開発(R&D)で、モバイル移動通信分野で標準特許を多数保有していると説明した。

米国特許分析機関のTechIPMによると、LG電子は4G(LTE/LTE-A)標準特許部門で、5年連続(2012~2016年)のグローバル1位を占めており、ドイツの特許調査機関のIPlyticsはLG電子が保有した5G標準特許が先月末基準で約3700件で、世界で3番目に多いと明らかにした。
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