ソウル市、新型コロナに関する詳細指針発表・・・「屋外の会合でもマスクの着用が義務化」

[写真=ソウル市提供]


ソウル市は31日、先月24日からソウル市全域でマスク着用が義務づけられて行政命令が本格的に施行されたことを受け、その詳細基準に対する市民からの問い合わせが急増しているとし、行政命令後続措置として細部指針をまとめたと明らかにした。

市民が日常生活ですぐに適用できるよう、市及び新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の専用ホームページに掲載する。また、分かりやすくQ&A事例も製作して配布する。今回の詳細指針は、△義務付けの必要性 △義務付けの対象者 △義務付けの空間的範囲 △義務付けに関する例外事項 △マスク着用の認定基準など5つのパートで構成されている。

指針で注目すべきことは、義務付けの空間的範囲と義務付けについての例外事項だ。市民が混乱していた「マスクを着用しなければならないのか」という具体的な基準が盛り込まれているためだ。

義務着用の空間的範囲をみると、室内はすべての場所で、室外は △集合、会合、行事、集会など、多数が集まって人と接触する場合 △人と人の間は2mの距離を確保することが難しく、接触する危険がある場合には必ずマスクを着用しなければならない。

義務着用の例外事項としては、△日常生活空間にいる時 △飲食物を摂取する時 △その他不可避な場合などがあり、この場合は屋内外の区分なくマスクを着用しなくてもよい。

詳しくは、「日常的な私生活空間にいる時」は家にいる時、そして室内の分割された空間に一人でいる時や家族と一緒にいる時だ。「食べ物を摂取する時」は、食事とおやつ以外にもお酒やタバコ、コーヒーなどを飲む場合も認められ、摂取前後との会話の際にはマスクを着用しなければならない。

「その他不可避な場合」としては、△マスク着用時の呼吸困難及び健康悪化などの懸念がある場合 △保健・衛生活動のためにマスクを外さなければならない場合 △円滑な公務遂行のために必要な場合 △マスクを外さなければ本業または生計維持ができない場合 △場所の特性上、マスク着用が難しい場合など5つの類型がある。

ソウル市のパク・ユミ市民健康局長は「各種防疫対策を施行しているにもかかわらず、コロナ19の感染が拡大している」とし、「市民の皆様が自らが防疫の主体となって自主的に指針を遵守してほしい」と呼びかけた。
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