[写真＝聯合ニュース（韓国銀行の李柱烈総裁）]
韓国銀行は27日、ソウル世宗大路の韓銀本館で金融通貨委員会（金通委）を開き、8月の基準（政策）金利を現行の0.5%水準に凍結すると発表した。
今年5月、金通委で政策金利を実効下限である0.5%まで下げただけに、変化を与えるのが難しかったと分析される。さらに最近の新型コロナウイルス感染症（コロナ19）再拡大による景気萎縮に対応するためにも、実効下限の0.5%水準を維持することにしたとみられる。
これは、多くの市場専門家の予想に合致する。金融投資協会が今月11～18日、債券専門家200人を対象にアンケート調査を実施した結果、回答者の99%が金利据え置きを予想した。1%だけが追加引き下げに踏み切るだろうと見込んだ。
債券専門家らは、コロナ19の影響で韓国の国内景気が萎縮しているが、政策金利をこれ以上下げることが難しいだけに、しばらくは政策金利に変化を与えないだろうと見通した。
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