ハンファエアロスペースは連結基準、今年2四半期の営業利益が702億ウォンで、昨年同期より10.9%減少したものと暫定集計されたと11日、公示した。
売上は1兆1927億ウォンで、昨年同期対比14.7%減少した。 純利益は423億ウォンで、39%減少した。
事業別に見ると、航空分野ではグローバル航空産業の需要減少で、前年比の売上はやや減少したが、エンジン部門の競争力改善の努力で、LTA(Long Term Agreement、長期供給契約)部門の営業利益率は前年水準を維持した。
防衛産業分野ではハンファディフェンスはノルウェイ向けK-9自走砲の輸出増加で、売上と営業利益が大幅に増え、2四半期全体の連結業績の上昇をけん引した。
ハンファシステムは前期対比、売上の増加とともに、地道な営業利益の黒字を続けた。
民需分野ではハンファテックウィンはコロナ19の影響にもかかわらず、米国市場でCCTV事業を堅固に維持し、前四半期対比利益率が小幅に増加した。 ハンファパワーシステムは高マージンAM(After Market)事業の比重増加などに支えられ、売上と営業利益共に大幅に増えた。
ハンファ精密機械はコロナ19などによるグローバルの需要減少で、売上高と営業利益が多少縮小した。
ハンファエアロスペースの関係者は"下半期もコロナ19の影響などをはじめ、対内外の経済不確実性と事業リスク要因が依然として残るものと展望し、持続的な事業競争力強化の活動を通じた事業の成長と収益性改善に最善を尽くす"と明らかにした。
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