サムスン電子、ロボット掃除機の新名称「ジェット」発売

[サムスン電子、ロボット掃除機の新名称「ジェット」発売]



サムスン電子のロボット掃除機の新製品が新しい名札「ジェット」を付けて発売される。 人工知能(AI)に基づいた新しい使用性を勝負に、「プロジェクトプリズム」の成功神話を続ける方針だ。

19日、関連業界によると、サムスン電子は近く発売するロボット掃除機の新製品を従来のブランド「パワーボット」ではなく、「ジェット」で発売することを決めた。

これに先立ち、昨年、サムスン電子は無線掃除機のブランドをジェットに替えたことがある。 従来発売したブランド「パワーガン」がLG電子、ダイソンなど競合他社の製品に押されて苦戦したためだ。 しかし、ジェット発売後、サムスン電子は国内市場で激しいシェアの勢いを見せ、2位の座を奪還した。

このようにサムスン電子はジェットでロボット掃除機市場で反転を図り、掃除機製品群の統一性も備えるという戦略だ。 AI搭載による革新的な使用性も注目される。 業界ではサムスン電子がロボット掃除機の性能の核心であるマッピングと自律走行技術を高度化する一方、他の家電との連携も打ち出すものと見ている。

まだ、具体的な発売時期は決まっていない。 サムスン電子・生活家電事業部は内部的にロボット掃除機とともに、今年1月に開催された世界最大の技術展示会「CES 2020」で初めて公開されたキューブ型冷蔵庫、靴管理機などの発売順を計っている。

ただ、この中でロボット掃除機が真っ先に発売されるというのが業界の大方の見方だ。 サムスン電子のキム・ヒョンソクCE(消費者家電)部門代表理事(社長)も先月開かれた定期株主総会で、ロボット掃除機に関する質問に"とても良い製品が早いうちに発売されるだろう"とし、"製品が発売されれば、掃除文化が変わるだろう"と自信を示したことがある。

特に今回の製品は「プロジェクトプリズム」の3番目の作品になる可能性が高い。 プロジェクトプリズムはサムスン電子の家電事業の新しいビジョンだ。 顧客個々人のライフスタイルや好みを反映した製品を作ることを目標としている。

プロジェクトプリズム初の製品で、昨年発売されたオーダーメード型冷蔵庫「ビスポーク」は現在、サムスン電子の冷蔵庫製品群の売上の65%を占めるほど反応が熱い。 21日には4ドアの4モデルを新しく発売する予定だ。

2番目に出た「グランデAI」乾燥機も発売1ヵ月ぶりに販売台数が1万台を突破し、突風を巻き起こしている。 洗濯コースに合わせて乾燥コースを連動するなどAI技術を搭載しているのが特徴だ。 国内乾燥機製品の中で唯一、エネルギー効率1等級を達成したという点も好評を受けている。 サムスン電子は3番目の打者であるロボット掃除機もビスポークとグランデAIの興行が続けられるものと期待している。

一方、市場調査会社のユーロモニターによると、国内ロボット掃除機の市場規模は2014年の1044億ウォンから昨年は2477億ウォンへと、急激な成長振りを見せている。
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