サムスン電子、フォルダーブルスマートフォン超格差の拡大へ

[サムスン電子、フォルダーブルスマートフォン超格差の拡大へ]



サムスン電子がフォルダーブルスマートフォンの超格差を拡大する。 「ギャラクシーZフリップ」の興行で、フォルダーブルフォンの大衆化の可能性を確認したサムスン電子は今年の下半期に3種の新製品を披露する。 コロナ19事態事態で、スマートフォン市場は萎縮したものの、フォルダーブルフォンを打ち出し、収益性の改善を図る計画だ。

8日、関連業界によると、サムスン電子は6月、ギャラクシーZフリップの第5世代移動通信(5G)モデルを発売する。 今年2月に発売された4Gモデルとは違い、5Gモデルだけ遅れて発売されるのは技術的な難題を解決するのにやや時間がかかったからだ。

◆ギャラクシーZフリップ5Gに続き、「ギャラクシーフォールド」後続作の準備に真っ最中

ギャラクシーZフリップは20-30代の女性層をメインターゲットに企画された。 画面が折れながらも、薄い厚さを維持するのが核心だ。 5Gモデムチップとアンテナなどを内蔵しながらも、スリムなデザインを維持できる設計がカギだったというのが業界関係者たちの話だ。

当初からサムスン電子はギャラクシーZフリップの時間差発売を計画していたことが確認された。 サムスン電子の高東眞(コ・ドンジン)IM部門長も今年1月に米ラスベガスで開催された「CES 2020」で世界の移動通信業界の経営陣と会い、こうしたロードマップを説明した。 ライバル会社のファーウェイのフォルダーブルフォンの新製品「Mate Xs」が公開される前に製品を発売し、市場先取り効果を狙ったものだ。 4Gフラッグシップへの需要もあるだろうという狙いも的中した。

実際、ギャラクシーZフリップはサムスン電子の予想を上回る高い販売台数を記録した。 発売直後、40余りの発売国のうち、20カ国余りで初回物量が売り切れた。 ファッションブランドのトムブラウンとの協業を通じて発売した限定版はサムスン電子が低迷していた中国や日本市場でも高い人気を享受した。

サムスン電子は「ギャラクシーフォールド」の後続作の準備にも忙しい。 単一モデルとして発売された前作とは違って、「ギャラクシーフォールド2」(仮称)は複数のモデルを披露する見通しだ。 現在、内部では「Winner2」と「Champ」という2 種のプロジェクトでそれぞれ開発している。

新製品についての具体的な仕様は知られていないが、ギャラクシーZフリップとの差別化のため、前作より画面を大きくする方向を選んだものと見られる。 Champの場合、大画面の没入感を極大化するため、スマートフォンで初めてカメラに穴がない100%フルスクリーンを実現する予定だ。 該当製品は8月下半期にプレミアムスマートフォン「ギャラクシーノート20」(仮称)とともに、アンパックイベントを通じて公開されるものと予想される。

◆フォルダーブル格差を広げる

サムスン電子が今年、フォルダーブルフォンのラインアップを大幅に拡大するのは市場支配力を強化するという意志によるものだ。 ギャラクシーフォールドとギャラクシーZフリップの販売量が当初の予想をはるかに上回り、フォルダーブルフォンが主力製品として機能できるという自信を得たものと見られる。

現在、フォルダーブルフォンの商用製品を発売したメーカーはモトローラやファーウェイなどがあるが、サムスン電子との格差は相当な水準だ。 サムスン電子の内部でも中国メーカーとの競争で1年以上の技術的な優位に占めていると自評している。

フォルダーブルフォンが救援投手になりうるという見方も出ている。 コロナ19の世界的な拡散を受け、今年のグローバルスマートフォン市場も逆成長が有力だ。 市場調査会社のストラテジー・アナリティクスによると、2月のスマートフォン出荷量は6180万台で、昨年同期より38%減少した。 市場が低迷する中、相対的に高価のフォルダーブルフォンのラインナップを増やした場合、平均販売単価(ASP)の上昇効果が期待できる。
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