青瓦台(大統領府)国民請願ホームページに登場した、いわゆる「博士」チョ某の身元公開を要求する書き込みが22日、200万人の同意を超えた。この書き込みは、青瓦台の歴代国民請願の中で最も多くの人から同意を得た請願となった。
同書き込みは、インターネットメッセンジャーTelegram(テレグラム)で、いわゆる「博士ルーム」を運営しながら未成年者などの性搾取物を製作・流通した疑いを受けるチョ某氏の身元を公開すべきだという内容を盛り込んでいる。
去る18日に掲載された「テレグラムn番ルームの容疑者身元公開およびフォトラインに立たせてください」という請願は、3日間で青瓦台の公式回答要件である20万人を満たした。
同請願に先立ち最も多くの参加者を記録した請願は、昨年の「自由韓国党解散要請」であり、これには183万1900人が同意している。
請願者は今回の請願で「若い学生たちを地獄に追い込んだ加害者をフォトラインに立たせてほしい」とチョ氏の身元公開を要求した。
性搾取物を共有するテレグラムチャットルームは、いわゆる「n番ルーム」の始まりだったという。以降、似たようなチャットルームが何個も作られた。チョ氏は昨年9月に登場し「博士ルーム」という名前で活動した。
チョ氏は19日、警察に拘束された。ソウル地方警察庁は今月24日、内部委員3名、外部委員4人で構成された「個人情報公開審議委員会」を開き、チョ氏の身元を公開するかどうかを決める方針だ。
一方、チョ氏のほか、同じチャットルームを利用した人々の身元まで公開してほしいという国民の請願に参加した人も100万人を超えた。
去る20日に「テレグラムn番ルームの加入者全員の身元公開を望む」というタイトルで掲載された請願は、22日午後8時40分基準、134万人の人が参加した。
請願者は請願文で「管理者、供給者だけを処罰しても効果がない」とし、「需要者があり、需要者の購買行動に対する処罰がない限り、必ず再発する」と指摘した。
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