「コロナ19のせいで」ウォン・ドル為替レート1200ウォンを超え、コスピ2200台崩壊

[写真=亜洲経済DB]


ウォン・ドル為替レートが取引中に1200ウォンを突破した。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の感染確定者数が急増し、急上昇した。ウォン・ドル為替レートが1200ウォンを超えたのは、昨年10月10日以降初めてだ。

20日、ソウル外国為替市場でウォン・ドル為替レートは、午後12時30分基準、前日より10.7ウォン高の1200ウォンで取引された。以後、小幅下落し1198.7ウォンで取引を終えた。

韓国内でコロナ19感染者が大幅に増えた点が影響を及ぼした。中央放送対策本部によると、同日午前9時基準、韓国のコロナ19感染者は82人だ。それに、中国人民元の切り下げ効果が加わり、ドルに対するウォンの価値が大幅に下落した。

米国景気が安定し取り戻したのも重要な要因の一つだ。このため、ドル高現象が発生した。米商務省が発表した1月の新規住宅着工実績は前月比3.6%減少した156万7000軒と集計された。これは専門家の予測値(11.7%減)より良好な水準だ。

チョン・スンジサムスン先物研究員は、"今後、外国為替当局がコロナ19の影響を最小限に抑えるための管理に乗り出す可能性が高い」とし、「ウォン・ドル為替レートは当分の間、1180ウォン〜1200ウォンの間での動きを持続するだろう」と述べた。

コスピ指数も前日に続き、再び取引中に2200ポイントが崩れた。この日の午後1時基準でコスピは前日より20.21ポイント安の2190.12で取引された。コスピは2223.55で上昇出発し、取引中に2228ポイントまで上がったりもしたが、すぐに下落に転じ、下げ幅を育てた。以後、2190.50で取引を終えた。


 
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