李在鎔、グローバル動きに拍車…インドで5G・モバイル事業の点検

[李在鎔、グローバル動きに拍車…インドで5G・モバイル事業の点検]



李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長がインドを訪問し、5世代移動通信(5G)など現地事業の現状を点検し、有力企業人などと会合したものと7日、明らかになった。

8月末、国政壟断事態と関連した最高裁の判決後、サウジアラビアと日本を相次いで訪問したのに続き、3度目の海外出張だ。

李副会長が世界的な景気悪化、日本の輸出規制など不確実性の中で、「サムスンのトップ」として国内外の現場を直接チェックし、存在感を拡大しているものと分析される。

複数の財界関係者などによると、李副会長は6日午後の航空便でインドに入国、西部の大都市であるムンバイを訪れ、現地法人の関係者などからモバイル部門を中心に事業の現況報告を受けたという。 さらに最近、インド政府が外国企業の投資促進案の一つとして断行したTV核心部品の関税廃止などについても点検したという。

特に今回のインド訪問期間にグローバル企業のリライアンス・インダストリーズのムケシュ・アンバニ会長と会う日程も計画したという。 サムスン電子はリライアンス・インダストリーズグループの系列会社であるリライアンス・ジオの4Gネットワーク事業で、移動通信設備の供給メーカーに選ばれている。 リライアンスの4Gネットワークは単一国家としては世界最大規模だ。 さらにリライアンスは5G移動通信の構築事業も推進していて、今回の会合で今後、双方の技術協力案などに対する幅広い意見交換があっただろうという推測も出た。

李副会長がインドを訪問したのは3月、ムケシュ・アンバニ会長の息子の結婚式出席した後、約7ヵ月ぶりだ。 これに先立つ2月には訪韓したモディインド首相に会ったことがある。 最近、グローバル事業でインド市場の比重が拡大している点を考慮した行動と見られる。

李副会長のインド訪問日程についてサムスン電子側は「公式的に確認できない事案だ」と述べた。
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