1人当たりの賃金、蔚山435万ウォン・ソウル422万ウォン・・・済州288万ウォンで最下位

  • 賃金上昇率、慶尚南道が5.4%で最も高く・・・造船業の回復影響

  • 不況の影響で最近3年間、蔚山 - ソウルの賃金格差減少

[資料=雇用労働部]


勤労者の賃金が最も高い地域は蔚山(ウルサン)であり、月平均430万ウォンを受けることが分かった。ソウルが蔚山の後に続き、最も低いところは済州だった。慶尚南道は最近、造船業回復に支えられ、賃金上昇率が最も高かった。

30日、雇用労働部が発表した「2019年4月の市道別の賃金・労働時間調査」によると、常用労働者5人以上の事業体の常用労働者1人当たりの賃金総額は、4月基準、蔚山市が435万3000ウォンで最も高かった。続いて、ソウル市が422万6000ウォンの順だった。

蔚山は自動車・船舶製造など大規模の製造企業と協力企業が密集しており、相対的に労働者が高い賃金を受けているというのが雇用部の説明だ。ソウルも高賃金業種である金融・保険、専門科学技術サービス業、情報サービス業などが主に分布しているという特徴がある。

蔚山とソウルの賃金格差は減少を続けていることが分かった。

両地域の最近3年間(4月基準)の常用1人当たりの賃金総額を比較してみると、2016〜2018年に蔚山はソウルより30万〜40万ウォン高かった。しかし、今年は12万7000ウォンで格差が目立つほど減少した。

蔚山は造船業の構造調整後、回復が鈍く進行中であるという点が賃金上昇を抑えている。ソウルは不況が業種に及ぼす影響が少ないと解釈できる。

雇用部の関係者は、「慶尚南道は昨年同期間には賃金上昇率が二番目に低かったが、今年は最も高い地域と確認された」とし、「蔚山より慶尚南道の造船業回復が顕著に現れているためだ」と説明した。

済州島は288万9000ウォンで賃金総額が最も少なかった。雇用部は他の地域に比べて賃金水準が低い小規模サービス業の割合が高いことを理由に挙げた。
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