[写真=NEXON]
経営権の売却を控え、内憂外患を経験しているネクソン（NEXON）が、今年上半期に新作モバイルゲームを相次いで披露し、開発の力量を上げている。
ネクソンのキム・ヒョンネ副社長は12日、瑞草区（ソチョグ）ネクソンアリーナ（NEXON ARENA）で行われた「ネクスン・スペシャル・デー」で、「ネクソンならではの競争力を強化するため、多様性を備えたモバイルゲームを大挙準備している」と明らかにした。
キム副社長はこの日、今年上半期に最大の期待作3種「TRAHA（トラハ）」「Crazy Arcade BnBM（クレイジーアーケードBnBM）」「Magia（マギア）」など様々なジャンルの新作モバイルゲームを紹介した。 彼は「アジア圏域はもちろん、ゲーム最大市場の北米欧州市場などグローバル進出を目標に多様なプラットフォームとジャンルを披露する」と説明した。
今年上半期のモバイルラインアップの特徴は、アクションRPG、カジュアル、MMORPG（多重接続逆遂行ゲーム）など年齢層とユーザーの選好度を考慮してジャンルを多角化したことである。
ネクソンは今回の第1四半期 △スピリットウィッシュ（Spiritwish） △ダークアベンジャークロス（Dark AvengerX） △ランニングマンヒーローズ △ランウェイストーリー（Runway Story）△ リン：ザライトブリンガー（LYN：The Lightbringer）△クレイジーアケードBnB Mなど7種を発売する。
続いて第2四半期内に △TRAHA △GODZILLA DEFENSE FORCE △野生の土地：デュランゴ（Durango）△風の王国：Yeon △オーバーヒット（OVERHIT）△Magia: Karma Saga △SINoALICE（シノアリス）モバイルゲーム7種が、国内およびグローバル国家で追加発売される。
ネクソンの代表IP（知的財産権）クレイジアケードは、オンライン発売18年目にしてモバイルバージョンに生まれ変わる。クレイジアケードBnBMは、事前予約だけで200万人が集中し、注目を集めている。 来る21日の正式発売を控えているクレイジアケードBnBMは、中国、日本、北米、欧州を除くグローバル全域で同時サービスされる。
ネクソンの古典IP「風の国：Yeon」は、上半期の発売をめどにテストに突入した。
さらに、上半期の最高期待作の新規IP基盤モバイルゲーム2種の主なコンテンツも公開された。 MORPGの新作「TRAHA」は、4月18日に発売される予定だ。クラシックファンタジーアクションRPG「Magia: Karma Saga」は、上半期中に中国と日本を除いたグローバル全域に発売する計画だ。
このほか、海外で検証された有名IP基盤の新作2種もこの日初めて公開された。日本のゴジラIPを活用した「GODZILLA DEFENSE FORCE」は、5月に発売される。また日本の人気RPGゲームの「SINoALICE」も上半期中に発売する予定だ。
国内で大きな反響を得た「野生の土地：デュランゴ」は、上半期に中国と日本を除くグローバル全域でサービスする。「オーバーヒット」は150カ国余りの発売を控えて事前予約に突入する。アジア各国の売上TOP5の人気ゲーム「メイプルストーリーM」は4月に日本で発売する。
パク・ジェミンモバイル事業本部長は「海外ユーザーとスキンシップの強化のため、現地でのオフラインイベントを行っている」とし、「各国のユーザーの好みに合わせて主要キャラクターを調整するなど、オーダーメード型のローカライズ作業をしており、それが海外現地でネクソンゲームが人気のある理由」とグローバル進出への自信を示した。
昨年、新作発売に低迷していたネクソンが、上半期だけで14種のモバイルゲームの発売を予告し、一部では売却を控えて無理に新作発売日程を調整したのではないかという指摘が出ている。
これと関連し、ソ・ヨンソクネクソン副本部長は「（売却など）環境的な要素のため早急に発売日程を計画したわけではない」とし、「多様な年齢層とターゲット層を考慮して、ユーザーに戦略的にアプローチするためのものだ」と述べた。 続いて「外部要素が開発に影響を及ぼさない」と明かし、「まもなくコンソール、PCゲームポートフォリオを公開する予定だ」と伝えた。また「内部開発とサービス（パブリッシング）計画は、完全に順調に進む」と、売却問題による事業ポートフォリオ変化の懸念を一蹴した。
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