米朝首脳会談を控え、北朝鮮関連株が注目されている。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の金剛山観光再開の関連発言まで加わり、クルーズとリゾート関連銘柄が注目を集めている。
19日、韓国取引所によると、対北朝鮮関連株であるハンチャンの終値は上限價である2860ウォン。ハンチャンは昨年6月、江原道・ウィプラス資産運用と了解覚書(MOU)を結んで、南北交易が開始されると、束草 - 元山 - 清津 - 羅津クルーズフェリー事業を推進すると発表している。
コスダック上場株であるパンスターエンタープライズも終値は前取引日より29.89%上昇した1095ウォンを記録した。パンスターエンタープライズはクルーズ運営会社であり、クルーズ関連株の暴騰で影響を受けたものと見られる。
パンスターエンタープライズは4月から日本〜ロシアのウラジオストク〜束草などを運航するクルーズ路線を運営する計画である。
また、金剛山にゴルフリゾートを持っているアナンティーも前半から急騰し、9.88%上昇した2万6700ウォンの終値を記録した。リゾート事業を行っている大明コーポレーションも前取引日より3.83%上昇した3115ウォンを記録した。
これに先立ち文在寅大統領は前日開かれた7大の宗教指導者との昼食懇談会で「南北経済協力が開始した場合、最初に起動できるのが金剛山観光であり、過去の方法で観光が再開される前にテンプルステイのようなものが行われれば、金剛山観光の道を先に開く意味がある」と述べた。
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