第34回ワンコリアフェスティバルに在日同胞など700人が参加・・・"朝鮮半島平和定着への支持"

[写真=聯合ニュース]


朝鮮半島の統一と東アジアの平和を願う「ワンコリアフェスティバル(One Korea Festival)2018」が11日、大阪市生野区のコリアタウンにある御幸森小学校で成功の裏に開催されたと公益財団法人ワンコリアフェスティバル実行委員会が明らかにした。

ワンコリアフェスティバルは、在日コリアンが集まる祭典を南北統一のシンボルにしようという趣旨で企画され、1985年から開催されてきた。今回の祝祭大会長は在外同胞財団理事長を務めたイ・グホン(李求弘)海外同胞財団理事長が務めた。

今年で34回を迎えた今回の祝祭には、現地の同胞など約700人が集まり、 統一への願いを込めた歌「我らの願いは統一」を合唱しながら幕を開けた。

続いて、キム·ドクリョン(金徳龍)民主平和統一諮問会議の首席副議長が「板門店宣言の意義と南北首脳会談参加の所感」をテーマに特別講演を行った。

キム首席副議長は講演で「冷戦時代という厳しい時代からワンコリアフェスティバルは続けられてきた。民間レベルで統一の話なんてできないときだった。高く評価したい」と語った。

講演に続き、韓国歌手チュ・セフンとカン·ホダリム、在日韓国人歌手のパク・ボ、イ·ジョンミ、チョ・バク、ミン・ヨンチグループの公演が開かれ、K-POP歌手GROWなどが歌とダンスでステージを盛り上げた。

祝祭はチョン・カプスワンコリアフェスティバル代表と共同代表のク・チョル在日本韓国人総連合会会長、キム·スンチャコリア国際学院理事長、イ・ミンシル在日本朝鮮人学協会西日本本部会長が、右の親指を伸ばしてみんなで「ハナ(ワン・一つ)」と叫ぶ「ハナコール」パフォーマンスで幕を下ろした。

キム・ヒジョンワンコリアフェスティバル組織委員長は、「日本人とともに作ってきたワンコリアフェスティバルは、南と北の区分なく平和を愛する人々の『文化の場』として位置づけられた」とし、「これからも国籍を超えて『ワンコリア』『ワンアジア』の未来をつくっていくために努力する」と明かした。

一方、ワンコリアフェスティバルに先立ち、10日午後には大阪生野区にある在日韓国人キリスト教センター(KCC)で「和解と統一に向かう南北関係と東アジアの平和」というテーマでシンポジウムが開催された。
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