9月1日から「ソウル駅~仁川空港のKTX路線」公式廃止

[写真=コレイル提供]


ソウルから仁川空港まで行くKTX運行が9月1日から公式的に廃止される。

30日、韓国鉄道公社コレイル(KORAIL)によると、国土交通部は今年6月、コレイルが提出したソウル~仁川国際空港間のKTX運行調整に関する鉄道事業計画変更申請書を最終的に認可した。

コレイルはこれまでKTXと空港鉄道列車(AREX)が同じ区間を同時に通いながら発生した非効率を改善するため、仁川空港KTX運行を廃止することになったと明らかにした。

ソウル駅から仁川空港までの間のKTXは、平昌冬季五輪輸送期間が終わった後である今月3月、列車整備を理由に運行が中断された状態だ。

開通初期には1日1万3千人の水準だったAREXの混雑度は、昨年1月基準で1日22万人に急増して増便が必要だった。反面、同じ区間で仁川空港KTXは、全座席の77%が空いた状態で運行された。

一方、ソウルから地方を行き来するKTXは、混雑する時間帯には毎日立席が発生するほど利用客が多く、乗客の不便が大きかった。

仁川空港KTXの代わりにAREXを増便する場合、KTXの立席が発生する区間にも供給座席を追加することができ、二つの列車の混雑度が緩和されるものと期待される。

今年初め、光明(クァンミョン)駅の都心空港ターミナルの開港以来、仁川空港までKTXに乗るより早く空港に到着できるリムジンバスの運行も開始された。

コレイルは地方でKTXに乗って仁川空港まで通っていた利用客の不便を最小化するため、現在20~30分間隔で運行している光明駅リムジンバスの配車間隔を縮めることにした。また、ソウル~仁川空港間のAREXの増便も検討する計画だ。
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