官民合同調査班、コーウェイ氷浄水器のニッケル検出は構造・製造欠陥

     [写真=コーウェイ]


産業通商資源部は、環境部・韓国消費者院と共に官民合同の「製品の欠陥調査委員会」を構成してコーウェイ氷浄水器3種を調査した結果を明らかにした。

蒸発器のニッケルメッキが落ちた製品の欠陥原因と、蒸発器とヒーターなどで構成された冷却構造の欠陥問題であることが分かった。

今回問題になったコーウェイ氷浄水器は、C(H)PI-380N、CPSI-370N、CHPCI-430Nなど全3種類である。

これまで委員会は、製品の欠陥原因とニッケルリスクの究明のために蒸発器の構造解析やニッケル検出濃度との分析など、約2ヶ月間の調査を行った。

製品の欠陥は、製氷用蒸発器のニッケルメッキ層のニッケルが一部剥離し、蒸発器の下冷水筒などに落ちたとされる。

蒸発器と氷浄水器で氷を作る核心部品であり、製氷効率を高めるために熱伝導率が良い銅材を使用した耐腐食性などのためにニッケルメッキ処理をした。

3種類の氷浄水器は、限られた冷却構造枠に蒸発器とヒーターの側面が接触するように組み立てられている構造のため、組立工程でニッケルメッキの損傷が発生するおそれがあり、接触部分で多数の損傷が確認された。

また、蒸発器とヒーターが上部ケース(冷水プレート)の中に閉じ込められ、空気の接触が難しく、相互圧縮や密着状態になる構造的な問題があり、蒸発器とヒーターの間で急激な温度変化が発生することに伴い、、ニッケルメッキ層が熱応力によって損傷され、時間が経つにつれて腐食が進んだと推定した。

委員会は、他社の氷浄水器の蒸発器は今回の3種類の氷浄水器の蒸発器の構造とは別の形であると見ており、他社の氷浄水器では関連する問題がないと暫定結論を下した。

政府は、製品の欠陥に対する行政処分と浄水器の付加機能の管理不十分による問題の再発防止のため、部署別の業務機能調整を協議していく計画である。

また、今回の氷浄水器の製品欠陥調査をきっかけに、炭酸水やコーヒーなどの安全性も検証することができるように、浄水器の複合製品の安全性制度を全体的に再整備する計画である。

(亜洲経済オンライン)


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