韓国映画「アレルギー(原題 ビョング)」、福岡インディペンデント映画祭でグランプリ受賞

[写真=㈱プンギョンエンターテインメント提供(俳優ソ・ヒョヌ)]



今年で8回目を迎えた「福岡インディペンデント映画祭(Fidff)2016」に公式招待された独立映画「アレルギー(原題 ビョング・22分)」がグランプリ賞(大賞)を受賞した。歴代外国作品初のグランプリ受賞だ。

今回の福岡インディペンデント映画祭の審査委員長は映画「ジョゼと虎と魚たち」で韓国の観客にも親しみのある犬童一心監督(56)が務めた。犬童一心監督は“ヒョン・スルウ監督の平凡である一日を特別な一日に作った優れたストーリー展開が輝いた。窓と光そしてロングシャットで独特なユーモアを作り出した。ビョング(ソ・ヒョヌ)とミンジ(キム・アジョン)二人の主演俳優に演技は素敵なアンサンブルだった”と映画「アレルギー」を評価した。

特にビョングを演じたソ・ヒョヌについては“俳優の演技が印象的だった。動物的で本能的な行動をするソ・ヒョヌ(ビョング役)が登場し、映画の楽しみがさらに増える。とぼけて本音を知ることのできない彼の演技は日本の俳優たちの演技方式では見ることのできない独特さがある。日本でも演技活動をして欲しい”と伝えた。

ソ・ヒョヌ(32)は“今回の映画際を通じて普段俳優として憧れた犬童一心監督に好評と関心を受け、韓国作品として初めてグランプリを受賞することができて光栄に思っている。一日一日が驚きで感謝の気持ちでいっぱいだ。これからも俳優という職業にプライドを持ち、良い作品でいろんな映画祭で挨拶したい”と感想を伝えた。

一方、俳優ソ・ヒョヌは映画「あいつだ(FATAL INTUITION)」、「トンネル」などに出演し、現在ソン・ガンホ主演の映画「タクシー運転手」の撮影中だ。

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