4月までの国税収入96.9兆ウォン

      [写真=企画財政部]


企画財政部が10日に発表した「6月の財政動向」を見ると、今年1〜4月の国税収入は96兆9000億ウォンで、昨年1〜4月(78兆8000億ウォン)に比べて18兆1000億ウォン増加した。このため、政府は目標金額のうち、税収進度率も7.0%高くなった43.5%を記録した。

税目別に見ると、法人税が23兆5000億ウォンで前年同期比5兆6000億ウォン増えた。昨年12月末に決算法人の業績が改善され、非課税・減免項目を整備した効果が時差を置いて反映されたためという。

実際の有価証券市場の昨年12月末の決算法人の税引前純利益は63兆3000億ウォンで、前年より18.7%増加した。昨年下半期から今年の第1四半期までに消費実績が改善され、付加価値税は5兆5000億ウォン増加した30兆ウォンと集計された。

昨年下半期の韓国版ブラックフライデー、コリアグランドセール、乗用車個別消費税引き下げ措置など、政府の消費振興策が相次いで施行されたことによるものと思われる。

昨年第4四半期(10〜12月)の民間消費は1年前の同じ期間より3.3%増加し、今年第1四半期には2.1%増加した。所得税は、不動産取引の活性化や名目賃金の上昇などで、前年同期比3兆9000億ウォン増えた21兆ウォンとなった。

税収が増えて、統合財政収支は2ヶ月ぶりに赤字から抜け出した。今年1〜4月の税外収入と基金の収入などを合わせた総収入は150兆8000億ウォンで、総支出はそれより少ない146兆6000億ウォンだった。これにより、統合財政収支は4兆2000億ウォンの黒字となった。

政府が景気浮揚のための支出を拡大し、統合財政収支が2月に2兆1000億ウォン、3月には14兆1000億ウォンの赤字を出している。

4大社会保障性基金を除く管理財政収支は9兆2000億ウォンの赤字だった。ただし、赤字幅は前年より12兆9000億ウォン減少した。4月末基準で、中央政府の債務は582兆9000億ウォンで、前月比8兆ウォン増加した。

国債は毎月発行されるが、返済は3、6、9、12月だけで、返済がない月に国家債務が大きく表示される傾向に沿ったものと推定される。

企画財政部は“強力な財政早期執行や乗用車個別消費税引き下げの延長など、多角的な政策効果で今年の第1四半期の民間消費が増加して税収の改善状況が続いた”とし、“産業構造の調整、消費心理の萎縮、中国景気減速、アメリカの金利引き上げの可能性などに備えて、景気動向を継続的に監視する”と明らかにした。

(亜洲経済オンライン)


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