俳優チョン・イル(28)が韓国俳優としては初めてタイのドラマに主人公の出演を確定した。
チョン・イルの所属事務所は7日、公式報道資料を通じて“チョン・イルがタイのドラマ「Love and Lies(タイ語のタイトル「Gon rak game ma ya」)」の男子主人公で出演する。本格的な撮影のために6月5日、タイへ出国した”と伝えた。
彼が出演するタイのドラマ「Love and Lies(タイ語のタイトル「Gon rak game ma ya」)」はタイの大企業CPグループの系列社であるTrue4Uチャンネルで投資企画するプロジェクトである。CPグループで意欲的に準備するプロジェクトであるだけに、韓流スターとしてアジア全域で熱い人気を得ている韓国俳優チョン・イルを迎え入れたという。
ドラマ「Love and Lies(タイ語のタイトル「Gon rak game ma ya」)」でチョン・イルは男子主人公のティムを演じる。ティムは大手芸能事務所のPR責任者として賢い男だ。父に見捨てられた一家の家長で努力する人物で、ドラマの主なキーワードの「嘘」と関連し、複雑な事情を抱いている人物として描かれる。チョン・イルは今回の作品を通じて冷都男(冷静で冷たい都市の男)から情熱的なロマンスまで多様な姿をみせながら、もう一度アジアの女心を揺るがすものとみられる。
今回の彼のタイドラマ主人公のキャスティングが耳目を集中させる最も大きな理由は韓国俳優としては初めての兆戦であるからだ。最近、韓流のブームが再点火され、スターたちの多様なルートでの海外進出が試みられているなか、特にタイをはじめとする東南アジアの場合、中国の次に可能性が大きく開かれており脚光を浴びている。
爆発的な経済成長をみせている東南アジア市場はドラマ、K-POPなどコンテンツ消費の需要も増加しており、韓流にも好意的な「ポスト・チャイナ(Post China)」時代の巨大な韓流市場として浮上するものと期待を集めている。そのため、タイ、インドネシア、マレーシアなど東南アジアは十分魅力と潜在需要を持つ韓流コンテンツ主力の市場になると業界は分析している。
多様な作品を通じて魅力的な演技をみせながら韓流スターとして生まれ変わったチョン・イルが韓国の俳優としては初のタイドラマの主人公を確定したことで、タイ現地でも爆発的なの熱い反応や関心を引き出している。
彼の事務所の関係者は“とても意味のあるプロジェクトであるため出演を決心した。初めてのことなので本人が感じる責任感も少なくはないと思う。兆戦したいという気持ちで一生懸命努力しているので多くの関心と応援をお願いする”と伝えた。
一方、彼は最近、100%事前制作ドラマとして8月5日から本格的な放送を控えているtvNの金土ドラマ「シンデレラと4人の騎士」の撮影を終えた。
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