大宇造船海洋、R&Dセンター白紙化

[大宇造船海洋、R&Dセンター白紙化]



麻谷に入る予定の研究開発(R&D)センターの建設が白紙化され、事実上のセンター建設は失敗に終わったと伝えながら、技術競争力の後退に対する懸念の声が出ている。

6日、造船業界によると当初知られているのとは違って、大宇造船海洋は京畿道始興ソウル大キャンパスにR&Dセンターではなく、モデル船の性能テストのための大型水槽だけ建造する予定である。

大宇造船海洋は2018年を目標にソウル麻谷地区にR&Dセンターを建設、ソウル本社にある中央研究所人材と江南研究所、玉浦造船所内のR&D人材を集めて集中する予定だった。しかし、大規模な損失による自救案で麻谷地区の売却に乗り出すほどセンターの建設は事実上白紙化されたものである。

会社関係者は「麻谷地区の売却と設計人材の巨済島移動などで事実上のR&Dセンターの建設は白紙化されたものと見なければならない」とし「ソウル大始興キャンパスに入る研究関連施設は大型水槽で、その水槽には管理担当者の10人だけ存在する予定」と伝えた。

R&Dセンターの建設が白紙され、大宇造船海洋の技術競争力の後退の可能性まで出ている。首都圏内の高級設計人材の確保のためには研究センターのソウル立地が大きく有利だからである。

造船業界の関係者は、「設計人材の円滑な確保のためにソウル地域にセンターが位置していることが有利である」とし「地方勤務を希望する就職希望者があんまりないから」と語った。
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