韓国産業銀行、「STX造船海洋」今月末に不渡り予想・・・法廷管理有力

[写真=金融委員会(イム・ジョンリョン委員長)]



産業銀行は25日、STX造船処理方案に対して実務陣と会議をした結果、今月末の不渡り発生を避けられないと明らかにした。
イム・ジョンリョン金融委員長は25日、“STX造船海洋の法定管理論議は様々な波紋を考慮して決定したものだ”と話した。

これで38カ月間も債権団共同管理を受け、回生の糸口を模索していたSTX朝鮮海洋がグローバル業況不況の波に乗り切れず法廷管理体制に転換する可能性が高まった。


 

[写真=亜洲経済]



STX造船の金融圏への債務は4兆ウォン以上の借入金と1兆ウォン以上の前受金払い戻し保証(RG)を合わせて合計6兆ウォンだ。このうち、産業企業の取り分は2兆9000億ウォンだ。

STX造船の受注残量は60隻で、来年の上半期までの作業が残ってる状態だ。しかし、他の大手の造船会社のように新規の受注はゼロだ。STX造船が残りの船舶を建造し、引き渡し金が入っても追加的に7000億ウオン~1兆2000億ウォン程度の損失が発生するものとみられ、法定管理(回生手続き)に入れば、金融圏の追加損失は2兆ウォン以上になると予想される。

韓国の造船業融資規模は50兆ウォンに迫ったことが明らかになり、金融圏は莫大な引当金を積み立てなければならない危険に直面した。

 
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