[写真＝亜洲経済DB]
劉奇葆(リウチィバオ)中国共産党中央宣伝部長(副首相級)が20日から23日まで韓国を訪れる。外交部は19日、劉宣伝部長の韓国訪問が20日から3泊4日の日程で行われると明らかにした。宣伝部長としては10年ぶりの訪韓だ。
劉部長は韓国訪問の初日である20日に済州国際平和センターで開催される亜洲経済後援の「美しい中国、美しい韓国」写真展を観覧する。この行事にはウォン・ヒリョン済州道知事と道の関係者たちが参加する。
また、夜はウォン済州道知事をはじめ、チョン・チャンス韓国観光公社社長、連合インフォマックス代表などが出席する晩餐に参加する予定だ。
二日目の21日にはユン・ビョンセ外交部長官と会って両国の公共外交次元の論議を行うものとみられる。さらに、22日にはソウル鐘路(チョンロ)区にある世界初の中国映画常設上演館である「東洋芸術劇場」を訪問する。
この席に中国側の邱国洪(チウ・グオホン)駐韓中国大使と郭业洲(グオ・イエジョウ)中央連絡部副部長(次官級)、郭卫民(グオ・ウエミン)国務院新聞弁公室副主任(次官級)、童刚国家新聞出版光電総局副総局長(次官級)らと随行、中国記者団約15人を含め計45人が同行する。
劉部長はさらに、キム・ジョンドク文化体育観光部長官と昼食をして創造経済革新センターと昌徳宮などを視察し、韓中言論人フォーラムにも出席する予定だ。
劉部長の今回の訪韓は最近、中国が強調している「ソフトパワー」戦略の拡大レベルで、大国としての公共外交の強化を対外的に拡散させるため、その責任ラインにある人物が直接韓国を訪問するものとみられる。
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