釜山市と映画祭執行委員会の葛藤一段落・・・釜山国際映画祭の成功的な開催に合意

 [写真=釜山国際映画祭公式ホームページ(昨年の第20回釜山国際映画祭)]



映画祭ボイコットなど危機に直面した釜山国際映画祭が今年の第21回を成功的に開催するために合意し葛藤が一段落した。

9日、ソ・ビョンス釜山市長と釜山映画祭カン・スヨン執行委員長が釜山国際映画祭の成功的な開催に向けて積極的に合意した。
釜山市と映画執行委員会はセウォル号の救助問題などを扱ったドキュメンタリー映画「ダイビングベル」の上映禁止から始まった葛藤で1年8か月間対立が続いてきた。さらに、最近、映画祭側は自律性と独立性、透明性、地域参加性、専門性などにおいて釜山市と執行委員会が対立し、映画祭ボイコットという危機状態まで直面していた。
だが、劇的な合意を果たし5か月後の第21回釜山国際映画祭が無事開催されそうだ。釜山市と映画祭の執行委員会はキム・ドンホ現釜山国際映画祭の名誉執行委員長を組織委員長に委嘱し、必要な最小限の定款改正を先に進行することにした。
今回合意された定款改正案は来年2月に開かれる釜山国際映画祭の定期総会で最終確定される計画だ。

一方、釜山国際映画祭の葛藤は2014年9月23日、ソ・ビョンス釜山国際映画祭組織委員長が映画「ダイビングベル」上映反対の意思を表明したことを皮切りに2014年11月監査院・釜山国際映画祭予備監査、2015年7月カン・スヨン釜山国際映画祭共同執行委員長委嘱、2015年釜山市イ・ヨングァン映画祭執行委員長ら告発、2016年2月釜山国際映画祭諮問委員68人委嘱、ソ・ビョンス釜山市長、釜山国際映画祭組織委員長職を民間へ委譲表明、イ・ヨングァン執行委員長の任期終了、2016年3月組織委員会役員会、映画祭正常運営要求、映画祭諮問委員委嘱効力停止仮処分申請を提起、映画人連帯釜山国際映画祭ボイコット宣言、2016年5月検察イ・ヨングァン執行委員長や4人を起訴するなど1年8カ月にわたって深刻な葛藤と対立をしてきたが、5月9日、キム・ドンホ組織委員長を委嘱するなどに合意し、一段落された。
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