深刻な少子高齢化...2040年には高齢者扶養費57人に

[写真=深刻な少子高齢化...2040年には高齢者扶養費57人に]



韓国の総人口が2030年にピークに達した後、減少して少子高齢化で生産可能人口100人当たりに扶養しなければなたない65歳以上の高齢者が、2040年には57人まで急増するものと見られる。

統計庁が19日に発表した「2014韓国の社会指標」によると、昨年の韓国の総人口は5042万人であった。総人口は2030年に5216万人まで増加した後減少し、2040年には5109万人に減るものと見られる。

2014年に12.7%であった65歳以上の人口は、2030年24.3%、2040年32.3%と持続増加すると予想される。

昨年の出生児数は43万5000人で、3年連続で減少しており、2035年になると年間出生児数が30万人まで落ちることになる。

1970年に出生児数が100万人を超えたことを勘案すれば、わずか70年後に生まれる赤ちゃんの数が3分の1まで減少することになる。

少子高齢化の進行で、昨年には生産年齢人口100人当たりに扶養しなければならない65歳以上の高齢者が17.3人だったが、2040年には57.2人に急増すると予想される。高齢化の負担がますます大きくなっているのである。

期待寿命は2013年基準81.94年で、1990年71.28年から約10年ほど増えた。韓国の死亡原因の1位は癌で、がん死亡率は人口10万人当たり149人であった。

2013年韓国の婚姻件数は1年前より1.3%減少し、離婚件数は0.9%増加した。再婚は4.1%減少し、平均再婚年齢は男性が46.8歳、女性が42.5歳であった。

2014年の高校卒業者が専門学校卒、教育大学などに進学した割合は70.9%で、前年より0.2%上昇した。大学進学率は2005年82.1%に達したが、後に減少した。

性別でみると、男子学生の大学進学率は67.6%、女子学生は74.6%で、1年前に比べてそれぞれ0.2%、0.1%増加した。

大学進学率は男子学生が女子学生よりも高いが、2009年に男子学生81.6%、女子82.4%と初めて逆転した。当時0.8%に過ぎなかった男女の大学進学率格差は、2012年に5.7%、2014年には7%と徐々に拡大している。

しかし、大学生の数は男子学生のほうが多い。昨年の人口万人当たりの大学生は638.2人で男子754.7人、女子521.7人であった。

昨年の就業者に専攻と職業一致度を尋ねてみると、4年制以上の大学を卒業した就業者のうち43.0%は一致し、31.7%は不一致、25.4%は普通だと答えた。

昨年の教員1人当たりの生徒数は、小学校14.9人、中学校15.2人、高校13.7人で、1年前より減少した。学級当たりの学生数も小学校22.8人、中学校30.5人、高校30.9人で前年より減少した。

小中高の学生1人当たりの月平均私教育費は24万2000ウォンで、1年前(23万9000ウォン)より1.1%増えた。中学校が月平均27万ウォンで最も高く、小学校23万2000ウォン、高等学校23万ウォンの順だった。

小学生の81.1%が私教育を受け、中学生は69.1%、高校生は49.5%が受けており、塾の参加率は68.6%であった。

喫煙率と飲酒率は減少する傾向にある。2013年19歳以上の人口の喫煙率は23.2%で、前年より1.8%減少した。高リスク飲酒率は15.9%で1.8%減少した。

ボディマス指数25以上で計算する19歳以上の人口の肥満の有病率は、2013年に32.5%で、前年より0.3%減少した。男性は前年より1.5%増加したが、女性は2.2%減少した。

また、昨年の携帯電話加入者数は5720万8000人で、前年比4.6%の増加を示し、人口100人当たり113人が携帯電話を使用している。特に、スマートフォンの加入者数は4056万人で70.9%を占め、携帯電話の加入者10人のうち7人がスマートフォンを使用していることが分かった。

一方、固定電話の加入者数は1693万9000人で、前年(1762万人)に比べ3.9%減少した。固定電話の加入者数は2005年に2292万人を記録した後、毎年着実に減っている。

(亜洲経済オンライン)
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