ユニクロ、原綿調達で米農家と直接契約

ファーストリテイリング傘下のユニクロが原綿の調達方法を見直した。全米最大級の生産農家と直接契約を結び、希少で高品質なコットン「SUPIMA COTTON(スーピマコットン)」を年間で必要とする量の約60%を複数年にわたって安定調達できるようになった。従来は紡績メーカーや生地メーカーから仕入れていた。調達方法の見直しで原綿の価格変動に左右されず、スーピマコットンを使った高品質な商品を安定した低価格で販売できる。

スーピマコットンは柔らかな肌触りと発色に優れた米国産超長繊維綿。全綿花生産量の1%未満しか採れない希少なコットンで、価格は通常の綿花の平均価格に比べ約2倍になるという。

これまでスーピマコットンをTシャツやニットに採用してきた。調達見直しにより、スーピマコットン100%使用のインナーやルームウエアなど使用商品数を拡大。2014年の春夏シーズンでは約150品番まで拡大できた。

(亜洲経済オンライン)
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