第18回釜山国際映画祭が10月3~12日に開催される。組織委員会が3日に釜山市庁で記者会見し、開催計画を発表した。
今年は70カ国・地域の301作品が招かれ、映画祭専用館「映画の殿堂」をはじめ釜山市内の7カ所の映画館で上映される。世界初公開となるワールドプレミア作品は95本(長編69本、短編26本)、自国以外で初めて公開されるインターナショナルプレミアは42本(長編40本、短編2本)に上る。
オープニング作品はブータンの高僧でもあるケンツェ・ノルブ監督の「Vara:A Blessing」(原題)、クロージング作品は韓国のキム・ドンヒョン監督の「晩餐」がそれぞれ選ばれた。
コンペティション部門「ニューカレンツ」の審査員長はイランのラフシャーン・バニー・エッテマード監督が務める。
今年の「韓国映画回顧展」はイム・グォンテク監督を取り上げる。「韓国映画の開闢(かいびゃく):巨匠イム・グォンテクの世界」と題して、「曼荼羅」(1981年)をはじめ70を超えるイム監督の作品が上映される。
また、特別企画プログラムとして、中央アジアおよびアイルランド特別展、2月に交通事故で亡くなったパク・チョルス監督の追慕展も開かれる。
(聯合ニュース)
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